【八角健太】徳島大学から17日午後、学生約200人に一斉メールが流れた。メールの文面は「レポートを出さないと命はない」。受け取った学生が一時「徳大から殺人予告がきた」などとツイッターでつぶやく騒ぎとなった。学生から連絡を受けた大学側は18日正午ごろメールを削除。全員に謝罪のメールを送った。 大学の説明によると、問題のメールが送られる前の17日午後3時ごろ、学内で50代の男性教授が、知り合いの60代の男性特任講師の依頼を受け、講師の授業の受講生に対する一斉送信の方法を教えていた。 より分かりやすいようにと、大学のサーバーに接続されていた講師のパソコンを使って実演。メールの文面は、教授が打ち込んだという。講師の授業は1年生の必修科目で「リポートを出さないと卒業出来ないという考えが頭をかすめた」と教授は語ったという。 続きを読む最新トップニュースこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が
就職率ほぼ100%を誇る、秋田県の国際教養大学(AIU)。卒業生の就職先には有名企業がズラリと並び、就職難が続く今、全国から注目を集めている。そんな驚異の大学だけに、在校生たちの学生生活もちょっと普通とは違うようだ。 AIUでは1年次から「英語集中プログラム(EAP)」というカリキュラムが存在し、このプログラムを修了しない限り進級できないという厳しいルールが存在する。また、日本人学生も留学生も、初年度は全員、大学の敷地内にある「こまち寮」で生活することが義務づけられており、約7.5畳の狭い部屋に原則ふたりで入居しなければならない。さらに、その多くは日本人と外国人留学生の相部屋になるという。 ハードルが高すぎるような気もするが、学生たちからは、さほど不満の声は聞こえてこない。 「共同生活は学ぶことが多い。同居人とは入居の際にルールづくりをして、掃除当番とかトイレットペーパー補充の順序とか、ト
【阿久津篤史】文部科学省の有識者会議は27日、中学、高校の運動部活動での体罰などの許されない指導と、認められる指導の例を盛り込んだガイドラインを定め、下村博文文科相に提出した。許されない指導例として「長時間にわたって無意味に正座をさせたり立たせたりする」などを挙げた。6月にも全ての中学、高校に通知する。 このほか許されない例として、「熱中症を起こすかもしれない状況で、水を飲ませず長時間ランニングさせる」「相手の生徒が受け身をできないように投げたり、まいったと意思表示しているのに攻撃を続けたりする」「防具で守られていない特定の部位への攻撃を繰り返す」なども示した。 また、「殴る、蹴る」やパワー・ハラスメント、セクシュアル・ハラスメントにあたる発言も許されないとした。特定の生徒に対して独善的に過度に負荷を与えることや、身体や容姿、人格を否定する発言も禁止。「生徒との間に信頼関係があれば許さ
例年より早いスピードで、桜前線が進んでいるが、この季節になると、いろいろな情景が思い出される。 母が新学年を迎える私のために雑誌の型紙を手にミシンを踏む姿や、定年を迎えた国文学の先生が「久方の 光のどけき 春の日に しづこころなく 花の散るらむ」(古今和歌集、紀友則(きのとものり))の歌をあげ、「妻を亡くした今の自分に最も慰めとなる歌です」と語られて教壇を去られた姿などである。 すべてのことは留(とど)まることなく流れていく。出会いと別れは世の常であるが、しかし別れの中にこそ永遠の絆が結ばれる“不思議の力”があることを、日本人の多くは古今、桜を見ながら感じ入ってきた。 昭和27年にサンフランシスコ講和条約が発効され、日本が主権を回復した4月28日、このたび政府は主権回復記念の式典を行うことを閣議決定した。 昨年の主権回復60周年の自民党式典で、私は教育の分野で占領時代に何が行われたかを講演
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