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ブックマーク / note.com/2r96 (1)

  • 日本の芸術・文化における〈主客合一〉の傾向について ~『雪国』とシャニマスの共通点~|フロクロ

    0.はじめに 池上嘉彦「日語話者における<好まれる言い回し>としての<主観的把握>」において池上は日語における〈主観的把握〉の傾向について述べ、日語話者が事態に臨場するような仕方で物事を捉えている(=〈主客合一〉)のではないかという仮説を展開した。この論は非常に興味深く、特に「おわりに」で試みられていた、〈主客合一〉を認知的なレベルにまで展開し、それによって日の伝統美術にまで言及する論は多少の飛躍を感じさせたものの、一定の説得力も感じさせるのである。稿では、池上嘉彦が論文の末尾で触れていたこの主観的把握の文化レベルへの拡張を西洋文化との対比の上で試みたい。 1.池上論文の振り返りまず、池上の論を軽く振り返っておく必要があるだろう。 池上嘉彦は「日語話者における〈好まれる言い回し〉としての〈主観的把握〉」において、日語における〈主客合一〉の傾向について語っている。 その例として

    日本の芸術・文化における〈主客合一〉の傾向について ~『雪国』とシャニマスの共通点~|フロクロ
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