8月27日、米保健当局は、英製薬大手GSKが開発したエボラ出血熱ワクチンの臨床試験を前倒しし、2週間以内に開始することを28日に発表する見込み。ロンドン近郊で昨年6月撮影(2014年 ロイター/Luke MacGregor) [ニューヨーク 27日 ロイター] - 米保健当局は、英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)が開発したエボラ出血熱ワクチンの臨床試験を前倒しし、2週間以内に開始することを28日に発表する見込みだ。関係筋が明らかにした。GSKは当初、試験開始は「年内」になるとの見通しを示していた。 同社のエボラ熱ワクチンは、風邪を引き起こすアデノウイルスにエボラウイルスの2つの遺伝子を組み込んだものから成る。動物実験ではワクチン接種により体内でエボラウイルスの抗体が生産され、効果が認められたという。