条件つきで無料で持ち帰れるスーパーの氷を大量に持ち去ったとして、茨城県警牛久署は2日、同県牛久市内の自称小売業の男(49)を窃盗の疑いで現行犯逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 署によると、男は2日午前0時45分ごろ、牛久市ひたち野東1丁目のスーパーで、買い物客へのサービスとして店内に置いていた製氷機から氷約14キロを持ってきたポリ袋1袋に入れて盗んだ疑いがある。手に持って店を出たところで店長に取り押さえられ、通報で駆けつけた署員に引き渡されたという。 この店では、生鮮食品などを買った客なら、氷を備え付けの袋で2袋分まで無料で持ち帰れる。男が購入したのは洗剤1点だった。 男は4月21日までに複数回、この店から氷を持ち帰り、そのたびに店長から注意を受けていたという。昨年7月にも別のスーパーで同様に氷を持ち去ったとして窃盗容疑で逮捕された。