今年8月、国内各地でインターネット上のサービスが利用しづらくなった問題で、総務省の有識者会議は米グーグルの担当者が通信先の設定を誤って海外の事業者にした「人為的ミス」が原因だったとする検証報告書をまとめた。 22日午後、発表する。 報告書によると、大規模なネット障害は8月25日昼にグーグルの担当者のミスで、通信ルートが国内ではなく海外経由の遠回りのルートになって通信の遅延が発生。しかも通常の約2年分に当たる10万件超の誤ったルート情報が一度にKDDIの通信網に流れ込み、システムが不安定になったとした。