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ボイジャー EPUB3対応の「縦書き」読書ビューアシステム発表 株式会社ボイジャー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:萩野正昭、以下:ボイジャー)は、9月30日、EPUB3対応の「縦書き」表示が可能な読書ビューアシステムを自社電子書店「VOYAGER STORE」内の『理想書店』で、11月1日より導入することを発表いたします。 新読書ビューアシステムは「Books in Browsers」と呼ばれる形式で、HTML5対応のWEBブラウザを電子書籍の表示に利用します。読者は書店あるいは端末ごとに専用アプリケーションをセットアップすることから解放され、日常インターネットにアクセスする時に利用しているWEBブラウザで電子書籍を閲覧できるようになります。Safari、Google Chrome、Firefox、Internet Explorer 9などを備える端末(PC、iPhone/iPadなどの
旧聞に属しますが Wired.jp の「電子書籍が紙に負ける5つのポイント」という記事が話題となり、これを受けて本誌にも原哲哉氏の「電子書籍はまだ紙の本に勝てない」という記事がすでに書かれています。 とくに日本の現状を見る限り、紙の書籍と電子書籍をプラットフォームとして比較すると紙のほうが優位なのは明らかで、規格の整備やハードウェアの向上と価格低下といった改善がおのずと期待できるところはそれとして、電子書籍がそのまま紙に追いつこうとする方向性はあまり意味がないと考えます。これは大原ケイ氏の「「ガジェット」ではなく「サービス」を」にもつながる話でしょうが、むしろ紙の制約から離れた機能や体験の充実にこそ注力すべきで、ことさらに紙と電子の比較を続けるのは有益ではないでしょう。 そうした観点で「電子書籍が紙に負ける5つのポイント」を読み直した場合、「インテリア・デザインにならない」といった電子書籍
先月、一時帰国したときに、とある電化製品の量販店に足を踏み入れて、はたと気づいたことがあった。それはやっぱり日本では電子書籍が何であるかが根本的に誤解されているのではないかという懸念だ。何かが違う……。この違和感がどこからくるのか、Eブック定着が先行するアメリカとどこがどう違うのか、少し考えてみた。もちろん、アメリカ流にやるのが何でも正しいなどと言うつもりはないのだが。 昨年さんざん「電子書籍元年」ともてはやされ、話題になりながら、今もさっぱり根付く気配がないのも、どうやらどこか誤解があってあらぬ方向に期待をかけすぎているからなのではないかと心配してしまうのだ。量販店で何を思ったかというと、この先、何をどう間違ったとしても、電子書籍というのはさくらややビックカメラでハッピ着た兄ちゃんが「今ならイチキュッパ!」などと声高に叫んだところで売れるものではないだろう、ということ。 電子書籍の「キモ
今夏正式リリース予定の電子書籍フォーマット『EPUB3.0』。 西田宗千佳氏の『EPUB3.0で電子書籍はどう変わる?』インタビューに続き、簡単にEPUB3.0を体験できる作成方法を、【入門編】、【応用編】にわけて紹介していきます。 ●入門編 簡単にEPUB3.0の縦書きファイルをつくってみる EPUB3.0で追加される目玉仕様のひとつ、そして日本語圏にとって大きな意味を持つ“日本語の縦書き”を、Google Chromeを使って手軽に体験してみましょう。 素材として利用するのは『青空文庫』。『青空文庫』のxhtmlファイルは、構造化されており、ルビのタグも含まれているので、一部だけを書き換えてcssと組み合わせることで、縦書きのEPUBデータが簡単につくれます。 1.cssファイルをダウンロードする 『epubcafe 草枕を作ろう縦書きHTML簡単作成ガイド』からcssファイルをダウン
133. Executive Director Bill McCoy Books In Browsers 2010 Today at Internet Archive http://blog.archive.org/2010/10/21/books-in-browsers-today/ 134. http://idpf.org/about-us/leadership Nick Bogaty Adobe Peter Brantley Internet Archive Ken Brooks Cengage Learning Garth Conboy Google Liza Daly Threepress Consulting Inc. George Kerscher DAISY Consortium Cristina Mussinelli Associazione Italiana Edito
漫画が電子書籍として配信されるケースが増えている中、漫画家の意見はあまり反映されることなく進んでいる感がある。本特集では、うめ・小沢高広氏、一色登希彦氏、藤井あや氏という電子書籍の出版経験を持つ現役の漫画家3名が、思いのたけを語り尽くす。 いま、電子書籍のプラットフォームで漫画が配信されるケースが増えつつある。イーブックジャパンなどの電子書籍ストアにおける販売はもちろんのこと、先日は少年ジャンプやマガジンといった漫画雑誌が、期間限定ながら電子書籍での無料閲覧という試みを行ったことも話題となった。これとは別に、自炊して電子書籍端末で読むためのビューワアプリも数多くリリースされるなど、漫画を電子書籍端末、もしくはPCの画面上で読むための環境整備が進んでいる。 しかし、本職の漫画家がサービスの仕様策定に関わっている「Jコミ」や「漫画 on Web」はともかく、多くのビューワでは漫画を描く側、つま
ブックフェアと言えば、世界中から編集者と版権担当者が集まり、30分ごとに区切られたミーティングをやって、久しぶり、と挨拶を交わし、その国の出版事情をやりとりした後、業界のウワサ話にしばし興じ、そしてタイトルカタログを見ながらお薦めは何か、なんてことを繰り返す恒例行事だ。 つまりそれが春のロンドンでも、秋のフランクフルトでも、どこかは同じことの繰り返しで、そのことで「本を作ることの基本は今までも、そしてこれからも同じ」という安心感があって、それをみんなで確かめるために顔を合わせ、握手をし(これはアメリカ勢)、ほほを寄せ合ってチュッチュとダブルキス(これはヨーロッパ勢)をして別れる。夜は夜で、著者パーティーと称して編集者たちが他の出版社の編集者と情報を交わす。 今年のBook Expo America 2011もそうなるのだと思っていた。それで終わって夏休みを迎えてその後はフランクフルトでのブ
一口に「電子書籍」といっても、実はそのフォーマット(データ形式)によってさまざまな種類が存在する。そのため、気に入った電子書籍を読む前に、その本がどのフォーマットのものなのか把握して、サポートしている閲覧用ソフト(あるいはハードウェア)を手に入れなければならない。いわば、VHS対ベータ、Blu-ray対HD DVDのような規格争いが電子書籍においても繰り返されており、主流となりそうなフォーマットはどれか、ある程度気に留めておく必要があるのだ。 ユーザーとしては悩ましいところだが、閲覧用端末を数多く売りたいメーカーの思惑、不正コピーは避けたいがより多く流通させたい出版社の本音、場所や時間を気にせず紙同様に楽しみたい消費者の心情、その狭間で落とし所を見つけようという努力の結果が、フォーマットとしての電子書籍だといえる。 電子書籍フォーマットは、いくつかの基準により分類できる。その分類を把握した
前の記事 評価額37億ドル:Twitterは「新しいメディア産業」 「瞬間の美」を格安システムで撮影:ギャラリー 次の記事 「電子自費出版ポルノ」をAmazon社が削除 2010年12月17日 メディア コメント: トラックバック (0) フィードメディア Jacqui Cheng, Arstechnica 画像はrichardmasoner/Flickr 米Amazon社は、エロティックな内容の電子書籍の一部について、オンライン・ストアとユーザーのデバイスの両方から削除した。同社はこのことによって面倒な事態に巻き込まれる可能性もある。 自費出版本の著者であるSelena Kitt氏は先週Amazon社から、自分の書いた小説の1つがAmazon社のコンテンツ・ガイドラインに違反しているとの通知を受け取った。その後、さらに2つの作品が『Kindle』ストアから突然削除された。 Kitt氏は、
2010年12月9日放送 電子書籍元年 × 村上龍 〜「変化」に怯えるか? ワクワクするか?〜 http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/list/list20101209.html 2010年12月9日のカンブリア宮殿「電子書籍元年x村上龍〜変化に怯えるか?ワクワクするか?」という電子書籍に関するテレビ番組を見て、電子書籍に関するさまざまな話題が取り上げられていたので、録画したのをもう一度確認しながらメモってまとめてみました。 関連サイトへのリンクも可能な限り入れておきました。 ユーザーの利用スタイル 宮田真木さん 電車内、街中でiPadで電子書籍(雑誌)を閲覧。地図と連動。 電子雑誌なら処分する手間もなく、バックナンバーも買える 全部の雑誌が電子書籍されたらいいのに サンスター文具 高畑正幸さん(ヒットメーカー)iPad使い iPadにいろいろな画像を保存:ス
本来くらべようがないものを英語でapples and orangesと表現するが、今回は実際にiPadとキンドルを使って本を読んでみて、文字通りAppleのiPadに対していかにキンドルがオレンジなのかを思い知らされた結果となった。 ハードやソフトの比較は既にITオタクな人たちがたくさん書いているので、以下は純粋にiPadを電子本端末として見た場合、キンドルとどう違うのかを検証してみる。 まずはiPadを入手。Macファンが店の前に列をなして並ぶ様子がニュースが流れていたようだが、今回は予約注文を受け付けていたので、並ぶ必要は全くなかった。箱から取り出すと、そのままスイッチを入れてすぐに使えるところはマックの他のガジェットと同じ。 ただし、第一印象はずっしり、重い! キンドルの300グラムに対して倍以上の700グラム近くあるので、それもそのはず。これでは気軽に片手で持って本を読むのはムリ。
先日、ほぼ全ての国内メディアをすっぱ抜いて見っけてきたAmazonの70%ルール。そのままもうちょっと深読み編へ。 頭よさそうな人たちのトリッキーな戦略を、無駄に深読みするのは楽しす。 ・印税が70%に 直接的にはiSlateに対する牽制と思われ。ただ、これは苦渋の選択というよりはAmazon的には折込済みなんじゃないかと。独占配信中は暴利を貪りつつ、競合がでた瞬間に規模をいかして焦土戦をしかけるというのは、プラットフォーム争奪戦としては定石手かなと。 AmazonもAppleも儲けはデバイス販売で回収できるようになってるんよ、多分。 ・書籍の価格帯は$2.99~$9.99の範囲であること 裏返せば、この価格帯がKindleのメインターゲットですよ!というのが見える。 深読みするとリスクコントロール。 何に対してかというと、(将来を見越して)写真集や学術書など、高価格帯および広帯域書籍のコ
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