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  • 盛岡のさわや書店紹介…200万部 「思考の整理学」

    英文学者で評論家の外山滋比古さんの著書「思考の整理学」の累計発行部数が今月、200万部を突破した。盛岡市のさわや書店フェザン店次長、松大介さん(38)の紹介文がヒットのきっかけとなったロングセラー。松さんは「全国に人気が広がった時は不思議な感覚だった。ものすごい数字だ」と感慨深げに語る。 同書の単行は1983年、文庫版は86年に筑摩書房(東京都)が刊行。2007年、同市大通2丁目の同書店店で文庫を担当していた松さんは同書に心をつかまれた。店頭に掲げた「もっと若い時に読んでいれば…」という率直な紹介文は反響を呼び、3カ月間に同店だけで90冊を販売した。 実績に驚いた同社は営業を強化。09年には100万部、刊行から30年を経た今月200万部に達した。大台到達を記念した最新の帯にも松さんの一文が添えられている。 【写真=自身がヒットのきっかけをつくった「思考の整理学」を手に「さらに

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  • 大槌の犠牲者記録に「待った」 町議会で反発多く

    東日大震災で犠牲となった町民の遺族を取材し、故人全員の記録を後世に残す大槌町の「生きた証(あかし)プロジェクト推進事業」実施をめぐって、町議会から疑問の声が強まっている。町が具体的な内容を示した7日の町議会全員協議会では、遺族感情への懸念や行政主導で行うことへの疑問など否定的な意見が相次いだ。このままでは事業開始時期がずれ込んだり、計画見直しを迫られるなど曲折が予想される。 同日は、事業計画が示された後、碇川豊町長が「(犠牲者の)声なき声を後世に残したい」と趣旨を説明したが、議員からは疑問の声や見直しを求める意見が噴出した。 議員の一人は「なぜ、いまさら遺族の気持ちを掘り返すのか。肉親を亡くし、今も仮設で泣いている人もいるのに。金の使い方が間違っている」と語気を強めた。「趣旨に反対はしないが、なぜ大槌でこれだけの住民が犠牲になったのか検証を進めるのが先だ」、「事業について町から詳細な説明

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