夏のモンゴルに何度か通っているうちに「次は冬にも来てみてください」と言われるようになった。 観光シーズンは夏だが、モンゴルは基本的に寒いところなのだ。短い夏が終わると、マイナス40度まで冷え込む冬が来る。それを一度は体験しろ、ということらしい。 たしかにどんだけ寒いのか、冬のモンゴルも見てみたい。それで冬の航空券をおさえたのだが、2月中旬に訪れた草原はもう春の始まりに近かった。 気温は0度前後まで上がったし、動物の赤ちゃんがどんどん生まれていたりしていたのだ。 気温マイナス25度の町、たしかに初日は寒かった 遊牧民の冬の暮らしを体験するべく、2月のモンゴルに来た。 夜中の空港に到着すると、たしかに寒い。夏に来るときはいつも草の匂いが香ってくる空港の駐車場でも、今は冷気で鼻の奥がツンとする。 天気予報によると気温はマイナス25度。道路はガリガリに凍っている。空気が冷たくて、肌がビリビリする。
