一万円紙幣(いちまんえんしへい)は、日本銀行券の一つ。額面は10,000円で、歴代の日本銀行券の中で最高額面である。紙幣券面の表記は「壱万円」。 現在発行されている一万円紙幣は、2004年(平成16年)発行のE号券と、2024年(令和6年)から発行のF号券である。 この他にかつて発行されたC号券とD号券があり、これまでに発行された一万円紙幣は全部で4種類存在する。いずれも法律上有効である[3]。 一万円札(いちまんえんさつ)、万札(まんさつ)、または、一万円券(いちまんえんけん)、万券(まんけん)とも呼ばれる。 発行された背景は、第二次世界大戦敗戦後のインフレーションにより銭から円へと日常的に使用される通貨単位が切り替わり、さらにはかつて国家予算レベルであった万の位が商取引レベルで登場し始めたためで、1958年(昭和33年)の登場後に高度経済成長の一端を担うこととなった。 原料はミツマタ(
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