Publickeyの記事がなかなかGoogleの検索結果の上位にあがってこないことは、約2カ月前にも記事でお伝えしたのですが、さすがに12月に入ってからこれはおかしいと思って調べ始めています。今回はその経過報告です。 例えば、Publickeyでもっとも人気のある以下の記事は、「グーグル 非常識」で検索しても上位200位にも入ってきません。 グーグルの最新のデータセンターは非常識なほど進化している この記事をブックマークページしたページや、ブログが上記の記事に言及している他のブログ記事は検索上位にたくさん入っていますが、上記の記事そのものは200位にも入っていないのです。ちなみにYahoo!では9位、Bingでは3位に入っています。(検索へのリンク:Google、Yahoo!、Bing) 最近の記事の中からも、ネット上に類似のタイトルがあまりない記事を選び、できるだけユニークなキーワードで
『日本の論点2010』(文藝春秋)が届いた。 そこに「労働について」一文を寄せている。 こんなことを書いた。 「働くとはどういうことか」 編集部から「働くとはどういうことか」というお題を頂いた。この問いがトピックとなりうるという事実から私たちはさしあたり次の二つのことを推論することができる。 (1)「働くことはどういうことか」の定義について、現在のところ一義的な定義が存在しない(あるいは定義についての国民的合意が存在しない)。 (2)そのことが「うまく働けない」若い人たちが存在することの一因だと思われている。 だが、「働くとはどういうことか」についての一義的な定義や国民的合意が存在しないことを私は特に困ったことだと思っていない。その理路を述べたいと思う。 人間だけが労働する。動物は当面の生存に必要な以上のものをその環境から取り出して作り置きをしたり、それを交換したりしない。ライオンはお腹が
ミネストローネは、長く煮込まなくても割りと短時間でできる料理だからと、わざわざスロークッカーで作ることもないと思っていたのですが、よく考えたら食材の繊維を壊さないで料理ができる利点は、例えばじゃが芋などは煮崩れを起こさないのです。また、調理後の保温時間である6時間は、低電力で出来上がったまま帰宅を待っていてくれます。案外いいかも、と思い直して試しに作ってみました。 とにかく材料を放り込んでからスイッチを入れたら出来上がるという手際の良さと、絶対的な美味しさを実現しなければスロークッカーの意味がないのです。 ここで気にかかったのが、トマトの旨味です。フレッシュトマトは幾分か煮込んだり炒めたりしないと味が凝縮しませんから、旨味がまとまりません。通常なら、他の野菜と入れるタイミングが違いますが、かと言って濃厚なケチャップやトマトピューレーだけではなんとなく甘くなりそうです。今の段階では、これだけ
高校の国語の教科書には必ずと言っていいほど夏目漱石の「こころ」が載っていた。掲載箇所は、先生と呼ばれる人物が主人公に向けた書いた手紙の部分である。 これが非常に面白かった。程度の差こそあれ、明治の金持ち学生の気持ちが昭和の庶民的な高校生にも理解できたのだ。その後、一冊丸ごと読んでみたのだが、感想は内容うんぬん以前に「手紙、長っ!」であった。 果たして、あの手紙を実際に書いてみたらどんな分量になるんだろう。文庫本として読むのではなく肉筆で書かれた手紙として扱ったなら、一体どういうことになってしまうのか…。ずっと気になっていたので書いてみた。 挫折に次ぐ挫折で1年半もの歳月をかけた企画が、ついに完成したので、どうかご覧いただきたい。 (高瀬 克子) 設定からこだわりたい 文芸作品を書き写すにあたり、まずはどういう用紙を使用するべきかで頭を悩ませた。なるべく本に書かれた設定通りに再現してみたいで
特集「アラウンド30歳の逆襲」ということで、まさに30歳の僕はコンビニで東洋経済を立ち読みしてみました。 そこにはアクトインディの下元さんや、オリザの小平さんなど、同世代の頑張っていらっしゃる方々が掲載されていて、自分も頑張らなきゃなぁ、ととても刺激を受けました。 しかし読み進めていくと、いわゆるビジネスエリートな方々が、昨今のアラサー世代の「事業に社会性を求める」ことに対してこんなことを仰っているのが目に飛び込んできました。 ---------- サイバーエージェント社長 藤田晋 氏 「この世代は社会起業家が増えているというが、その前にすべきことがあると思う。ビル・ゲイツのように死ぬほど稼いで社会に貢献するというなら分かるし、自分もいずれそうありたいと考えるが、経営者として事業を大きくすることが今の目標だ。長く経営者として責任とプレッシャーと闘っている私からすれば、社会起業家はそうしたも
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