どんなに時代が変わっても、家族関係の悩みは尽きることがありません。実体験をもとにした小説『夫のちんぽが入らない』でデビューし、家族や日常について、赤裸々かつユーモラスに書き続けているこだまさん。 翻訳家として多数の著作を手がけながら、崩壊した自身の家族についてのエッセイ『家族』や、認知症の義母の日常を書いた『全員悪人』など、多くの家族エッセイを書いている村井理子さん。 こだまさんと村井さんは、その圧倒的な筆力で、自身の家族をときにユーモラスに、ときにままならない他者として描き、家族に悩む多く人々の共感を得てきました。今回、初対面となったふたり。家族エッセイの是非や、親との確執を克服したきっかけ、父親たちのおかしな終活について語りました。 村井:こだまさんはエッセイを書いていることを誰にも知られてないんですか。 こだま:そうですね。家族にすら話してないです。 村井:これだけ短期間で何冊も出さ
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