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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/kishi-akira (16)

  • 名人戦第3局。

    図では持ち駒の差で優勢を意識していて、それ自体は間違っていなかったのですが、過大評価していたことで方針を見誤りました。感想戦でも先手に明快な代案はなかったので、際どいところを切り込んでいかないと勝てない局面だったと思います。 図で誤算に気が付いてはたと考え込みましたが、既に手遅れで勝てない将棋になっていました。先手陣は配置が悪く▲39香と受けても△37銀から後手の攻めが止まりません。

    名人戦第3局。
    toya
    toya 2022/05/11
  • ALSOK杯王将戦第4局。

    封じ手開封直後、次の▲88銀では▲86銀が勝りました。対局中はここが重要な分岐という認識はなかったのですが、藤井竜王は局後の第一声で▲88銀△44銀で感じが良くなったと言っていたので、この辺りの判断の差がそのまま結果に出ています。

    ALSOK杯王将戦第4局。
    toya
    toya 2022/02/12
  • ALSOK杯王将戦第3局。

    ここでは悪くはない(少しいいかも)と思っていましたが、次の△73角では△56桂が良かったようです。その後の攻め方が分からなかったので、受けに回ったのですが、あまり受けになってなかったですね。 最後は△93同玉なら分からなかったんですけど、譜の筋が詰むので落胆してしまったというか、ここは両者エアポケットでその空気感もあったし、という説明しか出来ないですね。

    ALSOK杯王将戦第3局。
    toya
    toya 2022/01/30
  • ALSOK杯王将戦第2局。

    結果的に先手が変化するとしたら、ここで▲23歩成しかなかったです。譜の▲88同金でもすごく悪いとは思っていなかったのですが。。。

    ALSOK杯王将戦第2局。
    toya
    toya 2022/01/23
  • ALSOK杯王将戦第1局。

    2日目は基、苦しめだと思っていたので、崩れないように指していき、双方1分将棋の図では好転したように思いましたが、次の△53玉では単に△95歩といくべきでした。▲95香と釣り上げれば△99角が厳しいことは次の1分で気が付いたのですが、遅かったです。△53玉▲46銀の交換は損をして苦しくしました。

    ALSOK杯王将戦第1局。
    toya
    toya 2022/01/11
  • ヒューリック杯棋聖戦第3局。

    図では▲64角で勝ちなのかと思っていたら△72飛で寄らないのが誤算で譜▲31角は予定変更ながら、最善だったようです。

    ヒューリック杯棋聖戦第3局。
    toya
    toya 2021/07/03
  • 掲載情報。

    toya
    toya 2020/12/26
    「ぬいぐるみ特集にインタビュー記事が載ります(笑)」
  • JT杯準決勝、豊島竜王戦。

    放送内でやった箇所と同じですが・・・。 図で△22角と決戦にいきましたがやり過ぎで、△49飛成▲13飛成△52銀が有力でした。△52銀の後は▲47金取りが残っていて、先手がそれを防げば△38歩成から着実に攻めます。 終盤、▲43歩成と「竜を取れ」と来たところですが、素直に△52銀と竜を取って▲同と△61香で後手が指せていたようです。以下▲51銀なら△93桂で後手玉は寄りません。 実戦は図で△93桂としたので▲51竜△62角▲同竜以下攻めが繋がってしまいました。先手はどっちみち竜を切る訳ですが、銀と替えるか角と替えるかが大きな違いでした。 過去40回中、今日解説だった郷田九段の1例しかない3連覇に挑みましたが、残念ながら敗退となりました。 ユーチューブに「囲碁将棋TV」創設 感想戦や解説配信(朝日新聞) こちらで明日18日(日)18時〜名人就位式の配信があります。 22日(木)の講演ですが、

    JT杯準決勝、豊島竜王戦。
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    toya 2020/10/18
  • 福岡より帰宅。

    今年もあっという間の2泊3日でした。高校竜王に札幌光星・横山君(読売新聞) 今日は高校野球も決勝戦で、大熱戦だったようです。将棋の甲子園の決勝戦も大熱戦でした。 優勝した横山君は将棋世界9月号で何が起こるか分からない10秒将棋とは言え阿久津六段に勝った強豪。そんな横山君でも圧倒的、ではなかったあたりに、高校生のレベルの高さが伺えました。 家に着き、パソコンを開くと加藤一二三九段が1000敗目(朝日新聞)というニュースが。これが史上初なのは過去に、こんなに負けた人がいないのではなく、2000局以上も対局する前に引退に追い込まれる人がほとんどだから。 加藤一二三・九段、将棋界初の通算1000敗(読売新聞)を読んで頂ければわかりますが、年間20敗というのは勝率が良く、局数が多くないと達成できない数字なのです。 関連リンクとして通算成績一覧(現役棋士)を。 明日23日は家でゆっくりし、24日は札幌

    toya
    toya 2020/09/06
  • ここ数日。

    Abemaトーナメントに続いて?チャンピオンズリーグの決勝も行われ、久々にほぼリアルタイムでサッカーを見たような。対局が多いと変な時間に起きて体内時計を狂わせる訳にはいかないですからね。将棋を指す機会は当面ないので、仕事をこなす日々に切り替わりました。取材、色紙を書く、新しい名人位扇子の揮毫練習、早速始まった免状署名、などで今週は終わりそうです。 見通しとしては11月頃には仕事もいち段落していて、その辺りから年明けのタイトル戦のことを考えていければなと。 今日は椿山荘で行われた囲碁名人戦の控室にお邪魔したんですが、これは自分からお願いしたことで完全に趣味。 趙治勲先生に「将棋と囲碁をやりましょう」とお誘いを頂き、2面対局をすることに。将棋は4枚落ち、囲碁は9子です。まさか治勲先生と打つことになるとは思ってもいなかったので、緊張しました。 途中までは順調だったはずですが、大石が死にそうになり

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    toya 2020/08/26
  • Abema決勝。

    昨日は残念ながら0-5で準優勝となりました。決勝戦なのに早く終わってしまったのは申し訳なく思いますが、みんなが一生懸命やった結果ですし、相手には大きなミスがありませんでした。 個人的には大会通算5勝8敗と負け越しなので、自分がもう少し勝てれば、という気はしますが、全体的にはとても楽しい思い出になりました!

    Abema決勝。
    toya
    toya 2020/08/23
  • 名人戦第6局。

    封じ手直後の局面。図から△75歩▲同歩△同銀は▲76歩で追い返せるため後手は工夫が必要ですが △75歩▲同歩△86歩には▲76金の強防があり、譜の△86歩▲同歩△75歩には▲53歩で戦える、という構図。 これらは封じ手を終えて考えている中で整理できたことで、▲53歩、▲74歩という歩の手筋で桂損でも戦えるという読みでした。 この▲41銀が詰めろで入り、受けた手に対しては▲63角と金取りに打って、それが逃げたら▲54角成で△64銀を取りにいく、という組み立てで勝ちが見えてきました。 あと1勝になった先週から間がなかったので、あまり意識せずに来ましたが、これから対局や仕事をしていく中で実感も出てくると思います。

    名人戦第6局。
    toya
    toya 2020/08/16
  • 棋聖戦第4局。

    ▲68金と寄って左側は受かったと思っていましたが、ここから△46歩▲同銀△25金と右辺に展開されて、自信が持てない展開になっていきました。 ▲59飛に誰でも浮かぶ△47桂は▲同金△同金▲78玉でむしろ先手が良くなるため「どういう狙いなんだろうか」と思っていましたが、△86桂は気が付きませんでした。意味としては▲78玉を防いでから△47桂ということなんですが△82飛が当たりになっているので、ただ縛るだけの△86桂は見えにくい手です。 番勝負をやると、手付き、仕草、息遣いなどで相手が形勢をどう判断しているか、なんとなく分かるようになりますが、自信ありという感じで△86桂を指されて、そこでこっちも手が止まったので、この将棋は負けたなと覚悟しました。 第3局のように持ち時間を残すという点では途中まではプラン通りでしたが、▲85歩(54分)▲95歩(22分)▲68金左(12分)と時間を使った割には形

    棋聖戦第4局。
    toya
    toya 2020/07/17
    「負け方がどれも想像を超えてるので、もうなんなんだろうね、という感じです」
  • 棋聖戦第3局。

    図で考えたのは譜の△94同香からの攻めと△21玉と守る手ですが、△21玉▲73角成の展開は先が見えないので、△94同香を選択。 1時間58分から15分しか使ってないので、負けたら「なんであそこでもっと考えなかったのか」となるだろうなとは思いました。 終盤、▲34香から一連の手順は読めてなく、焦ることになりました。時間があったので腰を落とせましたが最後は13分しか残らなかったですし、結果的には最初の図で短考で攻めて行ったのが幸いしました。 研究が当たったところがあるので手応えを感じるという内容ではないですが、悪い流れは勝つことでしか変えられないので、前向きに来週へ向かいたいと思います。

    棋聖戦第3局。
    toya
    toya 2020/07/11
  • 棋聖戦第2局。

    △31銀は全く浮かんでいませんでしたが、受け一方の手なので、他の手が上手くいかないから選んだ手なんだろうというのが第一感でした。50分、58分、29分、23分という時間の使い方と△31銀という手の感触からは先手がいいだろう、と。 5分くらい眺めたところでは▲79玉で互角はある、▲25銀で決まってたりしないかな、と思ってましたが、読み進めていくうちに▲79玉△46歩は少し悪いのか、▲25銀は△46桂で負けだ、となって28分考えて▲79玉とした時点では「形勢は悪いけど持ち時間の差でひと勝負」という気持ちでした。 △87歩と垂らされたところで「あれ、全然粘れない」となって、あと数手指したら、もう大差になっていました。 感想戦では△31銀の場面は控室でも先手の代案無しということでしたし、控室でも同じように意表を突かれたと聞いて、そりゃそうだよなと納得したんですが、いつ不利になったのか分からないまま

    棋聖戦第2局。
    toya
    toya 2020/06/29
  • A級順位戦最終局、三浦九段戦。

    現実逃避で静岡県内をぷらぷらしてるので、図面解説は後日で。A級は8期目で、落ちる心配は毎年していたものの、なんだかんだ勝ち越せていたので、気で心配したのは年明けあたりからでした。昨日は感想戦が始まって10分くらいしたら記者の方々が入って来たので落ちたんだと思いました。残ってたらコメントはいらないですからね。 竜王戦のあとに来年は巻き返したい、と言ったもののさらに悪化してる印象で、打つ手が無くなってきた、という感じです。この負けっぷりが一過性なのか、はっきり力が落ち始めてるのかはこの1〜2年ではっきりするんでしょう。前者なのを祈りつつ、打つ手が無い中で模索したいとは思いますが、白星が集まらないことには何が今の自分に合ってる(戦法、取り組み方)のかも分かりません。負けては変えて、負けては変えて、で元に戻る、という負の連鎖が今の状態です。こんな時、将棋にもコーチがいれば、とは思いますが、自分で

    toya
    toya 2018/03/03
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