眠れなくて苦しい、というアノニマスダイアリーを読んだ。たぶん、比較的若い人が書いたものだろう。ブックマークでtipsを書こうとしたが、ご当人が薬をのむことについてあまりよい感じをもっていないようなので、やめた。わたしは、何科のお医者さんに処方してもらうにせよ、薬で眠ることにまったく抵抗感をもっていないので、眠れないときの解決法は、体質に合う薬をみつけること一択ではないかと考えるのだ。 眠れない状態が数週間続くと、こころはだんだん疲れを溜めていく。おかしなもので、眠れないということ自体に罪悪感をもつようになる。眠れない自分に引け目を感じる劣等感も生まれ、休めていない身体もつらいものだから、いろんなことが楽しくなくなる。楽しかったことがつらく感じられるようにさえなる。 そういうとき、薬をつかって眠るのは、けっしてずるいことではない。怪我をしたときに患部を消毒して抗生剤をのみ、あたまが痛いときに