現在、IT系の仕事の中でデータアナリストは高い人気を博している。大手を含めて日本企業の大多数は情報活用が出来ていないので、データアナリストやその志望者にはブルーオーシャンが広がっているように見えるかもしれない。しかし、情報の分析・活用の現場で欠けているのはデータ分析のスキルではない。豊穣かつ正確なローデータ(分析用の生データ)の供給源となるべき「まともな基幹システム」である。 「いや、だからこそ分析基盤の整備から始める必要があるんです」とデータアナリストは語るかもしれない。そんな彼らにはあらためて"garbage in, garbage out"の格言を送りたい。garbage(ゴミ)を手間暇かけて整形しても、そこから得られる分析結果は「整形されたゴミ」でしかない。基幹システムがポンコツである限り、分析基盤をいかに充実させても効果は出ない。かつてビッグデータという言葉があったが、企業が抱え
