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ブックマーク / kotaro-kanwa.hateblo.jp (2)

  • 「患者の自己決定」の難しさ - Not doing but being

    40代の女性が、人工透析を拒否した結果亡くなった、という 話が話題になっています。要点をまとめると、 1.透析を止めると2週間くらいで亡くなるという話を聞いたが この時点では強い意思で拒否。同意書にもサインしている。 2.症状が苦しくなり、夫には透析再開しようかな、という気持ち の変化を伝え、外科医も理解していた。 3.しかし、結果として透析は行われず、女性は亡くなった。 女性が亡くなる前に、夫に宛てて「たすけて」と書こうとした と思われるメールも公開されています。 世の中の反応は、「女性の気持ちが変わったのに透析を しないなんて、なんてひどい医者だ」というものが多い ようです。ただ、私は当に、「患者の心変わりを、 主治医が許さなかった」というような問題なのだろうか、 という疑問があります。 毎日新聞の記事のひとつに、このような記載がありました。 外科医は「するなら『したい』と言ってくだ

    「患者の自己決定」の難しさ - Not doing but being
    toya
    toya 2019/03/08
  • 「鎮静」という手段を知って下さい - Not doing but being

    5年余り訪問診療を行って来て、先日初めて在宅でドルミカム を使った持続的な深い鎮静を行いました。対象は若い患者さん で、身の置き所のなさとせん妄があり、家族も眠れず心を 傷めている状況でした。「眠っても良いから楽にして欲しい」 と御人もおっしゃり、せん妄に踏み切り、ご自宅で安らか な最期を迎えられました。 日の緩和ケアの歴史のはじまりをどこと考えるのかは異論が あるかもしれませんが、少なく見積もって聖隷三方原病院の 独立型ホスピス開設としても既に我が国には35年以上の緩和 ケアの歴史があることになります。しかし、未だに緩和ケアが 何かということは、下手をすると医療者すらその質を理解 していない部分があります。なかでも、この「鎮静」という 緩和医療については、実施出来る医療者も少なく、多くの 患者さんは希望しようにもその選択肢すら知らないということ が多いように思います。 鎮静(セデー

    「鎮静」という手段を知って下さい - Not doing but being
    toya
    toya 2018/10/10
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