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ブックマーク / surume.org (3)

  • 兵庫県立大学に移籍しました – surume blog

    13年ぶりに、新しい職場で、新しい辞令を受け取った。 2018年4月から、兵庫県立大学環境人間学部に准教授として着任した。 久しぶりの関西で、50万都市の姫路という大都会に家族と一緒に移り住む。今年は引っ越し狂想曲が予期されたので、家も研究室も2月末には引っ越しをした。1ヶ月たって、やっと家もどこに何があるか、がある程度わかるようになり、研究室の70箱もほぼ空いた。物理的に環境は整ったが、新しい職場環境に慣れるのはこれから。よってしばらくは移行期混乱の渦中にいることになるだろう。 山梨学院大学時代は、法学部政治行政学科に所属した。今度は環境人間学部の環境共生社会コース(今年度からは社会デザイン系)というコースに属する。どちらも福祉学科ではない。でも、福祉士の国家資格も持っていないし、養成過程教員の研修会にも行っていない僕には、福祉学科では採用される見込みはない。それに、法学部政治行政学科時

    toya
    toya 2018/04/12
  • あっという間の13年間 – surume blog

    毎年、3月15日は山梨学院大学の卒業式。そして、僕自身が山梨学院大学の研究室で卒業証書をゼミ生に渡す最後の日でもあった。13年間お世話になった山梨学院大学をこの3月で退職し、4月から兵庫県立大学環境人間学部に移籍することになった。ここしばらく、この移籍関連で忙殺され、ブログからも遠ざかっていたが、甲府から姫路への「帰り道」に、山梨での13年間のことをざっくり振り返っておきたい。 思えば、山梨には一人も身寄りがいないところからのスタート、だった。 博士号を取得したものの、就職活動がうまくいかず、2年間で50の大学で落とされ続けてきた。結婚してが「主たる生計者」を担い、生活は何とかなっていたが、母からは「そんなに大学に職が決まらないなら、研究職以外の仕事も探したらは?」と言われ、心身ともにやさぐれていた。そんな中、山梨学院大学で「地域福祉論」の公募が出ていたのが2004年の秋。二次面接の前の

    toya
    toya 2018/04/12
  • 内面化された規範の呪縛 – surume blog

    どのような社会問題であっても、「逸脱した個人の自己責任」と捉えることも出来れば、「社会の歪みが脆弱な個人に反映された結果」と捉える事も出来る。障害学で言えば、前者は「医学モデル」と言われ、後者は「社会モデル」と言われる。後者は、個人のわがままや努力不足とラベルが貼られている問題に対して、個人の問題は社会的な背景があり、社会の抑圧的構造が悪循環的に個人に作用したとき、その回路から逃れることが出来なくなってしまった果ての、症状化・顕在化であると捉える。そのことを強く感じさせる新書に出会った。 「現代の『ひきこもり』は、自分自身と向き合うこととは違う。既存の価値観を内面化し、自己点検を繰り返し、その内面化した価値観に合わない自分自身が社会に漏れ出すことを必死になって防いでいる。そうでなければ社会での居場所を失うと感じ、その不安と恐怖と戦っている。だが、どのようにしても漏れ出す生身の自分を隠すこと

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