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ブックマーク / www.nao.ac.jp (4)

  • 宇宙図2013 ―DIAGRAM OF OUR UNIVERSE―

    ルール 1宇宙を見ることは、昔をみること 不思議なことに、地球から宇宙をながめると、そこに見えるのは昔の宇宙の姿です。例えば私たちに見える太陽は、8分ほど昔の姿。すばる(散開星団M45)は 400年ほど昔の姿なのです。なぜ、そんなことが起こるのでしょう?私たちにものが見えるのは、そこから発した光が、私たちに届くから。けれど宇宙の星々はとても遠いので、光でさえやってくるのに時間がかかります。そのため、こちらに届くころには、その光が伝える星の姿はもう「昔の姿」になってしまっているのです。 ルール 2見える宇宙と見えない宇宙がある 宇宙図の中心に描かれた私たち人間の前後左右には、「現在の宇宙」が広がっています。しかし私たちに、その宇宙の姿は見えません。ルール1を忘れずに。見えてくるのは、昔の宇宙なのです。私たちが肉眼や望遠鏡で捉えることのできる天体をこの宇宙図に並べていくと、図の中心にあるような

    toya
    toya 2022/01/13
  • 宇宙の果てはどうなっているの? | 国立天文台(NAOJ)

    「宇宙の果てに近い、たいへん遠い天体が見つかった」というようなニュースを目にすることがあります。「宇宙の果て」という言葉から考えて、「そこまでいくと、そこから先には宇宙がなくなってしまうような境目」と思ってしまうかもしれません。しかし、そうではありません。 まず、遠くを見るとはどういうことなのかを考えてみましょう。 ある天体が地球にいる私達に見えるということは、その天体が発した光が地球に届いたということです。光の速さは秒速約30万キロメートルととても速いのですが、多くの天体はとても遠くにありますので、光は何年もかかって私達のところまで届きます。たとえば、1万光年離れた天体を考えると、1万年前に天体を出た光が、1万年の間宇宙空間を飛び続けて、今やっと地球に届いたのです。つまり、今私達が見ている天体の姿は、その天体の1万年前の姿だというわけです。 私達のこの宇宙は、138億年前に誕生したと考え

    宇宙の果てはどうなっているの? | 国立天文台(NAOJ)
    toya
    toya 2022/01/13
  • 地球はどうして回り続けているの? | 国立天文台(NAOJ)

    地球は、北極と南極を結ぶ軸のまわりを1日に1回転しています。この回転のことを「自転」といいます。地球が自転しているために、地球上には昼と夜が交互に訪れるのです。 それでは、地球はなぜ回り続けているのでしょうか。なぜ、だんだん回る速さが遅くなって、そのうちに止まってしまわないのでしょうか。 身近な「コマ」を例にとって考えてみましょう。コマを手にとって机の上で回すと、最初は勢いよく回っていますが、だんだんと回転の速さが遅くなってきて、ついには止まって倒れてしまいます。コマの勢いがだんだん弱くなってしまったのは、コマの軸と机の間に摩擦力が働いたからです。摩擦力はコマの回転を止める方向に働き、そのためにコマの回転が徐々に遅くなってしまったのです。 それでは、地球の場合はどうでしょうか。地球もコマと同じように回転をしていますが、机の上に乗っているわけではなく、他の物体とは接触することなく回っています

    地球はどうして回り続けているの? | 国立天文台(NAOJ)
    toya
    toya 2017/04/08
  • LIGOによる重力波の直接検出について|国立天文台(NAOJ)

    全米科学財団と国際研究チームは2016年2月12日(日時間)、アメリカの重力波望遠鏡LIGO(ライゴ)を用いて、2つのブラックホールの合体によって発せられた重力波の検出に成功したと発表しました。重力波の存在は100年前にアルバート・アインシュタインによって予言され、これまで間接的な証拠は見つかっていましたが、重力波が直接検出されたのは今回が初めてのことです。この成果は、重力波を使ってこれまで見ることのできなかった宇宙を調べることが可能になったという点で、天文学における記念碑的業績といえます。 質量が大きくコンパクトな天体からなる連星系が接近し、重力波を放出する様子のイメージ画像 アメリカ物理学会発行の物理学専門誌『フィジカル・レビュー・レターズ』に掲載された論文の共著者の一人である、ラファエレ・フラミニオ教授(国立天文台重力波プロジェクト推進室長)は以下のようにコメントしています。 ラフ

    LIGOによる重力波の直接検出について|国立天文台(NAOJ)
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