何年もひきこもっている。 部屋の外に出るのは勇気がいる。 でも「誰かとつながりたい」という思いはある。 そうした人たちが集まる「オンライン当事者会」があると聞き、見学させてもらった。ひきこもった人たちを結びつける、ネットの力とは。(ネットワーク報道部記者 高橋大地) 「こんばんはー。ヒキ歴(ひきこもり歴)トータル10年の○○です」 「仕事に出てはいますが、人との交流がありません。精神的ひきこもりという感じです」 午後6時半すぎ。ネット上で開催される「オンライン当事者会」の会場に人が集まり始めました。 オンライン当事者会は、家から外に出るのが難しいひきこもりの人でも、気軽に多くの人につながってもらおうと、ことし2月から東京のIT企業が始めました。ひきこもりの当事者や経験者であれば、誰でも無料で参加が可能。メールアドレスを登録すれば、ブラウザーやアプリでアクセスできるURLが送られてきます。
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