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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (39)

  • 海に流れ込むマイクロプラスチックの28%がタイヤ

    米国で捨てられ全米各地のごみ埋め立て地に廃棄されているタイヤの数は6000万。走行中のタイヤからは、プラスチックやゴムの微細な破片が飛び散る。PHOTOGRAPH BY HANNAH WHITAKER 多くの人は毎日何らかの形でタイヤを利用しているが、タイヤがプラスチック汚染の原因の一つであることはあまり知られていない。 タイヤは道路を走行する際、摩擦により合成ゴムの破片をまき散らす。合成ゴムは石油を原料とするポリマー(高分子化合物)で、こうした破片は雨が降ると道路から河川へと流れ込むことがある。ある推計では、海に流入するマイクロプラスチックのうち、タイヤが28%を占めるという。 環境に配慮したタイヤの開発も ゴムはかつてゴムの木の樹液だけで作られていたが、車を運転する人が増えるとゴムの需要も急増した。1909年、ドイツの化学者フリッツ・ホフマンが初めて商業用の合成ゴムを開発し、タイヤの

    海に流れ込むマイクロプラスチックの28%がタイヤ
    toycan2004
    toycan2004 2019/12/01
    こないだの洗濯排水の話といい、どの程度の信用度のある統計論文からの引用なんだろうね? マイクロプラがどの程度有害でそれは海洋の砂のほとんどをしめる珪砂や珊瑚砂とどう作用が違うのかの研究が先じゃないの?
  • 北米の鳥が激減、半世紀で約30億羽、3割が消えた

    地衣類に覆われた枝にとまるヒメドリ。生息数が減少している。米マサチューセッツ州ケープコッドで撮影。(PHOTOGRAPH BY DARLYNE A. MURAWSKI, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 森をハイキングしたり街の公園を散歩したりするだけでは気づかないかもしれないが、新たな研究によると、北米の鳥の個体数は静かに、だが急激に減り続けている。9月19日付けで学術誌「サイエンス」に発表された論文によると、760種の鳥が生息する米国とカナダでは、1970年と比べて約30億羽も減少したことが明らかになった。 おなじみのスズメやウグイス、ムクドリモドキ、アトリなどをはじめ、草原に生息する鳥が最も深刻な打撃を受けており、その数は過去48年間で53%も減少した。田畑を含む草原に暮らす種の4分の3近くが減少傾向にあり、これらの生物群系は、生息地の喪失や有毒な殺虫剤に対して特に

    北米の鳥が激減、半世紀で約30億羽、3割が消えた
    toycan2004
    toycan2004 2019/09/25
    ざっと調べたら平地を生活の場にする鳥が減ってるって話だった。一番の原因がねぐらとする樹木が少ない(群れる鳥に少ない木々を占拠される)事なんだけどこの文章では省かれている。皆も丸呑みせずに調べた方が良いな
  • 殺虫剤で渡り鳥が「遅延」、激減と関連か、北米

    北米に生息する渡り鳥のミヤマシトド。米国で殺虫剤として最も多く使用されているネオニコチノイドで処理された種子をべた後、急激に体重が減少し、渡りが遅れたことが新たな研究でわかった。(Photograph by Margaret Eng) 農薬として世界で最も広く使われているネオニコチノイド系殺虫剤と、北米の渡り鳥の激減を結びつける研究結果が、9月12日付けで学術誌「Science」に発表された。 渡り鳥のミヤマシトド(Zonotrichia leucophrys)は、近年北米で急速に数を減らしている。今回の研究では、殺虫剤で処理された種子1~2粒分に相当するネオニコチノイドを摂取したミヤマシトドは、体重が急激に減り、その後の渡りが遅れることが示された。野生の鳥が受ける殺虫剤の被害を、実際の生態系のスケールで追跡できた初の研究だ。 しばらくすると鳥は回復したが、渡りの遅れによって生存と繁殖の

    殺虫剤で渡り鳥が「遅延」、激減と関連か、北米
  • 「アマゾンは地球の酸素の20%を生産」は誤り

    ブラジル、ロンドニア州ポルトベーリョ近くのアマゾンの航空写真。2019年8月21日に撮影。(PHOTOGRAPH BY UESLEI MARCELINO/REUTERS) アマゾンで猛威を振るう森林火災のニュースが先週から世界中を駆け巡っている。だが、アマゾンの熱帯雨林の重要性を伝える際に、誤解を招く主張が何度も繰り返された。それは、地球の酸素の20%をアマゾンが生み出しているというものだ。 この主張は米CNN、米ABCニュース、英スカイニュースなどの報道で取り上げられたほか、フランスのマクロン大統領や、米上院議員で2020年の大統領選に出馬表明しているカマラ・ハリス氏、俳優で環境保護活動家でもあるレオナルド・ディカプリオ氏など、政治家や著名人のSNSでも散見された。また、アマゾンの森林は「地球の肺」という表現も、同じようによく使われている。 アマゾンの火災によって世界の酸素供給が危機にさ

    「アマゾンは地球の酸素の20%を生産」は誤り
  • 相次ぐ絶滅危惧セミクジラの不自然死、残り400頭

    カナダのセントローレンス湾で、頭と口に漁具が絡みついているところを発見されたタイセイヨウセミクジラ。これが、溺死や餓死につながることもある。救助隊が見守る中、このクジラは3時間後に自力で脱出に成功した。(PHOTOGRAPH BY NICK HAWKINS) 2019年6月20日、カナダ、ノバスコシア州シェテイキャンプ沖の海上で、「パンクチュエーション」という名前が付けられたタイセイヨウセミクジラ(Eubalaena glacialis)が死んでいるのが発見された。死骸は船で近くの砂浜まで引かれて行き、そこで解体された。 タイセイヨウセミクジラは、1900年代初めに乱獲により絶滅寸前に追い込まれ、1937年に商業捕鯨が禁止された。その後生息数は安定したものの、回復には至っていない。死亡数は年に数頭だが、ほとんどが船に衝突したり漁具に絡まって命を落としている。2000年代初めには500頭だっ

    相次ぐ絶滅危惧セミクジラの不自然死、残り400頭
  • 【動画】ダイオウイカの狩り、撮影に成功

    米海洋大気局の科学者らがメキシコ湾で、体長3~3.6メートルほどのダイオウイカが獲物を狩ろうとする様子を捉えた。米国沖で初めて撮影されたダイオウイカだ。 (Video Courtesy: Edie Widder and Nathan Robinson; oceanexplorer.noaa.gov) 6月19日、生きたダイオウイカが、米国の排他的経済水域で初めて撮影された。場所は米ニューオリンズの南東約160キロ沖のメキシコ湾。撮影したのは、2012年に小笠原沖で史上初めてダイオウイカの映像をとらえたチームだ。 彼らはどうやって撮影に成功したのか。話は2012年にさかのぼる。 小笠原沖の海でダイオウイカが初めて水中カメラの前に姿を現し、発光する電子クラゲに向けて触手を広げたとき、撮影チームの一員で、米国の海洋研究保全協会(ORCA)のCEO兼上席研究員であるエディス・ウィダー氏は、自分の正

    【動画】ダイオウイカの狩り、撮影に成功
  • マイクロプラスチックを好んで食べるサンゴ

    サンゴの一種Astrangia poculataのポリプ。アルテミアの卵(黄色)よりマイクロプラスチックのビーズ(青色)を好んでべている。こうしたマイクロプラスチックが新たな細菌を媒介する可能性もある。(PHOTOGRAPH COURTESY ROTJAN LAB) 野生のサンゴが、マイクロプラスチック(直径5ミリ以下のプラスチック粒子)をべていることが判明した。しかも、偶然摂取してしまうのではなく、来の餌より好んでべているというのだ。ただ、マイクロプラスチックには、自身の命を奪う細菌が付着することもある。 (参考記事:「研究室 忍び寄るマイクロプラスチック汚染の真実」) 英国王立協会の学術誌「Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences」に発表された今回の研究では、温帯に暮らすサンゴを米ロードアイランド州の沖で採取

    マイクロプラスチックを好んで食べるサンゴ
    toycan2004
    toycan2004 2019/06/29
    前提知識を書かない意図的な記事。砂を食べ付着細菌を食べて吐出をやってるタイプの珊瑚がマイクロプラスチックも同じように摂取して出してるってだけの話。一時流行った荷電マイクロプラが毒をためる説は否定された
  • 南極で巨大首長竜の化石を発見、グループ最重量

    荒れる海を泳ぐエラスモサウルスを描いた復元図。今回、南極で化石が発見された個体は、先史時代の海生爬虫類の仲間であるエラスモサウルスの中で、最も重いものとなった。(PHOTOGRAPH BY STOCKTREK IMAGES, INC. / ALAMY) 南極半島に近い小さな島で、巨大な首長竜の化石が発掘された。エラスモサウルスの仲間で、このグループで史上最重量という。 何十年も悪天候と格闘したすえに、ようやく掘り出された今回のエラスモサウルスは、生きていたときには15トン近くの体重があったと見られる。しかも、南極で発見された古代の爬虫類では、最も完全な形に近いものの1つだ。5月17日付けの学術誌「Cretaceous Research」に研究成果が発表された。(参考記事:「知っているようでホントは知らない? 「恐竜」って何者?」) エラスモサウルス科は首長竜の1グループ。首長竜は恐竜時代の

    南極で巨大首長竜の化石を発見、グループ最重量
  • 常識覆す奇妙なカニの化石を発見、カニ界に激震

    新たに化石が発見された9000万年前のカニ、Callichimaera perplexaの復元図。史上最も奇妙なカニかもしれない。(ILLUSTRATION BY OKSANA VERNYGORA, UNIVERSITY OF ALBERTA) カニとは何か? カニをカニたらしめるものはいったい何だろうか? 奇妙なカニの化石の発見によって、その答えが簡単ではないことがはっきりした。さらに、大規模な遺伝子研究とあわせ、カニの進化にいま新たな光が当てられようとしている。 4月24日付けの学術誌「Science Advances」に、現在のコロンビアで発掘された約9000万年前の化石に関する論文が発表された。この場所で発掘された化石の保存状態は素晴らしく、1センチ以下の小さなエビが見つかるほどだ。そんなことは極めて珍しく、熱帯ではこれまでに数カ所しか見つかっていない。 この場所から、ある奇妙なカ

    常識覆す奇妙なカニの化石を発見、カニ界に激震
  • 定説覆すカエルの性転換、米で発見、謎深まる

    高レベルの汚染とは無縁の森に囲まれた池でも、ブロンズガエル(Rana clamitans)は性転換することがある。(PHOTOGRAPH BY JOHN CANCALOSI, NAT GEO IMAGE COLLECTION) ある生きものが、オスとメスのどちらになるのかは、どうやって決まっているのだろうか? カエルの性別は、私たちが思っていたよりもずっと込み入っているようだ。 爬虫類や魚類などのように、環境によって性別が大きく左右される生物がいる。例えば、温かい砂の中で育ったウミガメはメスになりやすい。一方で哺乳類の性別は、遺伝的性質との結びつきが強い。子宮にいる時点でオスの遺伝子型なら、オスになる可能性が高い。(参考記事:「オスがメスに、メスがオスに1日20回も変わる魚」) カエルなどの両生類は、その中間に位置している。性別は主に遺伝で決まるものの、環境の影響も受ける。実験室では、合成

    定説覆すカエルの性転換、米で発見、謎深まる
  • 米東海岸でクジラの「異常死」が急増、打つ手なし

    研究者によれば、2016年1月以来、米国東海岸沿いで死んだザトウクジラは88頭を数える。その前の3年間に記録された数の2倍以上だ。(PHOTOGRAPH BY PAUL NICKLEN, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 風の強い冬の午後、米国東海岸のバージニアビーチ沖に浮かぶホエールウォッチング船で、船首にいっせいに人が詰めかけた。ザトウクジラの背びれが水面に現れたのだ。クジラが餌を取ろうと再び海中に潜っていくまでの1、2秒間に、立て続けにシャッターが切られた。 体のわりに小さな背びれからは、ザトウクジラの当の大きさは分かりにくい。体重は子どもでも約1トンあり、おとなの体重は、子どもをたくさん乗せた幼稚園バスを上回ることもある。ザトウクジラを骨折させられるような生きものは海中にいない、と言っていいだろう。 一方、1.6キロ北のチェサピーク湾口の付近では、巨大な貨物船が

    米東海岸でクジラの「異常死」が急増、打つ手なし
    toycan2004
    toycan2004 2019/03/25
    保護の結果増えてるから餌が足りないのと違うか? あとは増えたから死ぬ個体も増えて目につきだしたってのもあるんじゃないかな?
  • 残り147羽の鳥カカポに「記録的な繁殖期」、NZ

    夜行性で空を飛べないカカポ(フクロウオウム)は、世界に成鳥が147羽しか残っていない。写真は、ニュージーランドのコッドフィッシュ島で撮影されたメスのカカポとそのひな。(PHOTOGRAPH BY ANDREW DIGBY) ニュージーランドの南島沖に、コッドフィッシュ島(マオリ語でウェヌア・ホウ)という島がある。その島に建つ小屋の冷蔵庫には、カカポの未来が垣間見える表が掲げられている。 カカポ(和名:フクロウオウム、学名:Strigops habroptila)とは、希少種の飛べないオウムで、ニュージーランドの固有種だ。表には、現在生き残っているすべての繁殖可能なメスのカカポがリストアップされている。その数わずか50羽。すべての個体にパール、マラマ、ホキなどの名がつけられ、それぞれが産んだ卵の状態が描かれる。孵化可能な卵にはニコニコマークが、孵化できない卵には横線が一、孵化した卵には翼と

    残り147羽の鳥カカポに「記録的な繁殖期」、NZ
  • 「生きた化石」カブトガニ なんとクモの仲間だった

    カブトガニ。米ニュージャージー州マネー島で撮影。現生種は4種で、古代からほとんど姿が変わっていない。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) 「生きた化石」として知られるカブトガニは、実はクモと同じ仲間であることが、新たな研究で示唆された。 2019年2月14日付けで学術誌「Systematic Biology」に発表された論文によると、カブトガニはクモやサソリ、ダニなどと同じクモ綱(クモガタ綱とも)に属するという。この研究では、カブトガニ類とクモ綱の生物について膨大な遺伝子解析を行い、その結果をもとに最も妥当と思われる系統樹を作り上げた。 (参考記事:「米東海岸でカブトガニの個体数調査」) 「系統樹を描くとき、これらのグループを分類するのは常にやっかいな問題でした」と研究リーダーを務めた米ウィスコンシン大学マデ

    「生きた化石」カブトガニ なんとクモの仲間だった
    toycan2004
    toycan2004 2019/03/02
    10脚2腕なのでかなり遠い種別かと思っていたクモガタ網は基本的に8脚2腕なのよ
  • 【動画】キリンにしがみつくライオン、意外な結末

    まるでふざけてお父さんにしがみつく子供たちのようだ。大きなキリンの背中に1頭、脚に2頭のライオンがしがみついている。それでもキリンは、ひるむことなくのしのしと進む。(参考記事:「キリンにぶら下がって寝る鳥が見つかる」) これは南アフリカ共和国のクラセリー動物保護区で撮影された狩りのシーン。ライオンの群れが力を合わせ、おとなの雄キリンを倒そうとしている。動画を撮影したサファリガイドのフランソワ・ピナール氏は、これまでのキャリアで一番すごい光景だと述べている。ピナール氏によれば、ライオンとキリンの攻防は5時間も続いたという。 ライオンの狩りでは、体にしがみつく作戦はよく見られると、サンディエゴ動物園保全研究所の研究者デビッド・オコナー氏はメールで述べている。ライオンは通常、後ろ脚、背中、首の順番で獲物を攻撃する。しかし、相手がキリンの場合、特に直立している場合は、最後のステップ「首攻撃」を省略

    【動画】キリンにしがみつくライオン、意外な結末
    toycan2004
    toycan2004 2019/02/01
    参加していないのは片方のオスと小さな若いメス、年長のメスは最初は参加してたけど途中から諦めてる。群れにオス二頭いるのが面白いよね
  • コウモリの血を飲む民間療法、毎月数千匹が犠牲に | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    ボリビアでは、病気に効くと信じてコウモリの血を飲む風習があり、そのために多くのコウモリが殺されている。ほかにも、ボリビアのコウモリは様々な脅威にさらされている。写真はセバタンビヘラコウモリ。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) ボリビアの市場でコウモリを探すのは、そう難しいことではない。嫌な臭いを発する箱の中をのぞくと、時には20匹ものコウモリが詰め込まれて売られている。病気やストレスで死んだコウモリの上を、生きたコウモリが這っていることもある。 ボリビアでは、コウモリの生血を飲む風習があるためだ。コウモリの血には治癒効果があり、特にてんかんの発作を抑える働きがあると信じられている。「アンデス地方を中心に、私たちの社会に深く根付いている考えです」。ボリビアのコチャバンバにあるサン・シモン大学生物多様性遺伝学

    コウモリの血を飲む民間療法、毎月数千匹が犠牲に | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
    toycan2004
    toycan2004 2018/12/21
    エボラが流行った原因これ?
  • 毛は剃ったら濃くなるって本当? ――人体の迷信 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    考えてみてほしい。定期的に脚の毛を剃っている女性もいるが、ゴリラのように毛深くなった人はまずいないし、はげかかった男性がしょっちゅう頭をそっていても、それで毛包がよみがえったという話は聞いたことがない。顔や体のどこかを頻繁に剃ることで、そこに生える毛の太さ、硬さ、量に影響があるという研究発表もない。 では、なぜこの話はいつまでたってもなくならないのだろうか。そこが人間の心理の微妙なところだ。自然に伸びた毛は先にいくにしたがい細くなるが、剃ったばかりの毛は切り口がボツボツとして太く感じる。また、ひげを剃るまで隠れていた肌は、日に焼けておらず白く見えるため、生えてきたひげがよけいに目立つのかもしれない。それを見て、剃ったから太い毛が生えてきたのだと思い込み、この話を否定する情報が出てきても耳を貸さない。反証する情報を無視する「確証バイアス」という心理によるものだ。 「剃ったら濃くなってほしい」

    毛は剃ったら濃くなるって本当? ――人体の迷信 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  • 謎の地震が世界を駆け巡る、20分超継続、原因不明 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    アフリカ大陸の東に浮かぶ仏領マヨット島。(Photograph by Hemis/Alamy Stock Photo) 11月11日の朝、世界時(UT)で9:30になる直前に、謎の地震が世界を駆け巡った。 その地震は、アフリカ大陸の東海岸とマダガスカルの北端とに挟まれる、仏領マヨット島の24キロメートルほど沖で発生した。震動はザンビア、ケニア、エチオピアといったアフリカ諸国のみならず、チリ、ニュージーランド、カナダ、そして1万8000キロメートル近くも離れたハワイにまで到達した。 加えて、地震は20分以上続いた。にもかかわらず、揺れを感じた人間は誰もいなかったようなのだ。 異変に気づいたのは、米国地質調査所のリアルタイム地震観測モニターを見ていた、ある人物だった。ハンドルネーム「@matarikipax」という地震マニアが、この奇妙なジグザグの波形の画像をツイッターにアップロードした。この

    謎の地震が世界を駆け巡る、20分超継続、原因不明 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  • 恐竜時代の琥珀からカタツムリが体ごと見つかる

    この9900万年前の琥珀の中で発見されたカタツムリは、軟部が残るものとしては最古のものになった。(Photograph by Lida Xing, China University of Geosciences, Beijing) 琥珀の中で化石化した9900万年前の小さな陸生巻貝――いわゆるカタツムリの頭部と足、目(体からつきでた部位「眼柄」という)が発見された。この標は直径5ミリほどの大きさしかないものの、恐竜時代に生きた陸生巻貝の姿をはっきり確認できる。(参考記事:「9900万年前のカエル化石発見、熱帯雨林産で最古」) カタツムリはミャンマー北部で採取された小さな琥珀(天然樹脂の化石)の塊に含まれていた。2016年に個人の化石収集家から購入したものだ。あまり保存状態はよくないが、もう1匹のカタツムリの殻も含まれていた。この琥珀は、現在、中国広東省潮州の德煦古生物研究所に所蔵されてい

    恐竜時代の琥珀からカタツムリが体ごと見つかる
    toycan2004
    toycan2004 2018/10/17
    古いころから形は変わってないのだなぁ。陸上貝で蓋つきは珍しいのだっけ?
  • 両生類を襲うカエルツボカビ、朝鮮半島原産と判明

    水を介して感染する真菌のカエルツボカビにより、1970年代以降、数百種の両生類が大量死に見舞われている。写真のサンバガエル(学名:Alytes obstetricans)もその1つ。フランスのピレネー山脈で死んだカエルたちを、菌の記録のために研究者が並べた。(PHOTOGRAPH BY MATTHEW FISHER) 世界中の両生類の多くが、存続の危機に直面している。その元凶となっているのが、カエルツボカビ症を引き起こす真菌、カエルツボカビ(Batrachochytrium dendrobatidis)だ。200種を超える両生類を絶滅または絶滅寸前に追い込み、地球全体の生態系を急激に改変しつつある。(参考記事:「「カエルの楽園」で致死的なカエルツボカビを発見」) 「生物多様性への打撃という点では、これまで知られている限り、史上最悪の病原体です」。英インペリアル・カレッジ・ロンドンの菌類学者

    両生類を襲うカエルツボカビ、朝鮮半島原産と判明
  • 【動画】奇妙すぎる深海イカを発見、新種か

    米海洋大気局(NOAA)の調査船オケアノス・エクスプローラーが無人探査機を使って、珍しいイカの姿を映像に収めた。正体は今のところ謎に包まれている。(解説は英語です) メキシコ湾の深海で、奇妙な姿をしたイカが発見された。新種の可能性がある。 4月17日、米海洋大気局(NOAA)の調査船オケアノス・エクスプローラーの無人探査機が、メキシコ湾西部で動画を撮影した。きわめて珍しいこのイカは、体は深い赤色で腕は短く、オウムガイそっくりの泳ぎ方をする。 「海底に暮らすかわいらしいタコは、たくさんいます」と語るのは、米コネチカット大学のイカ専門家サラ・マカナルティ氏。「でもこのイカは、色はコウモリダコみたいで、体勢がびっくりするほど奇妙。それに泳ぎ方もオウムガイそっくりです」(参考記事:「コウモリダコの穏やかなスローライフ」) 「なんじゃこりゃ、とまず思いました」と言うのは、NOAAの生物学者でイカの専

    【動画】奇妙すぎる深海イカを発見、新種か
    toycan2004
    toycan2004 2018/04/24
    何か他の生物に化けてるって事なのかな? 光のない深海で何かに化ける意味があるのかはわからないけど、超音波で見るとほかの生物に見えたりするのかも