天然資源に乏しい日本だが、世界でも有数の生産量を誇るものがある。医薬品からハイテク素材まで幅広い用途があるヨードだ。元素周期表では原子番号53のヨウ素として掲載される黒紫色の個体だが、年配の方なら殺菌・消毒薬のヨードチンキでなじみがあるかもしれない。国内では特に千葉県の生産量が多く、ヨードの世界的な供給源になっている。千葉県では外房地域で6社がヨードを生産している。最大手の伊勢化学工業の推定に
天然資源に乏しい日本だが、世界でも有数の生産量を誇るものがある。医薬品からハイテク素材まで幅広い用途があるヨードだ。元素周期表では原子番号53のヨウ素として掲載される黒紫色の個体だが、年配の方なら殺菌・消毒薬のヨードチンキでなじみがあるかもしれない。国内では特に千葉県の生産量が多く、ヨードの世界的な供給源になっている。千葉県では外房地域で6社がヨードを生産している。最大手の伊勢化学工業の推定に
室温で水素原子が核融合反応を起こしてエネルギーを生み出す「常温核融合」。この現象を初めて観測したという1989年の発表で世界の研究者の参入が相次いだが、実験結果は再現されずにブームは急速にしぼんだ。それから約30年。地道に研究を続けてきた日本の研究グループを中心に核反応によるとみられる過剰熱の発生が恒常的に確認され、未知の反応の正体を探る手がかりも得られつつある。水素の核反応によるとみられる発
インターネット技術を使うIP電話の転送機能を悪用した振り込め詐欺などの特殊詐欺が増えている。転送機能を使えば携帯電話などから固定電話を装う番号で発信でき、調達コストも安いことから詐欺グループが目を付けている。現在は犯罪に使われた回線を強制的に停止する法令もなく、国や警察は不正利用対策の強化を検討している。警視庁によると、都内の特殊詐欺に使われた電話は2015年9月時点で「IP関連」が約6割、携
愛知県弥富市周辺で生産される「弥富金魚」に異変が起きている。養殖池で野鳥などに食い荒らされる被害が続出し、数万匹失った業者もいる。網を張るなど防護策を急ぐが、「このまま続くなら」と廃業を考える人が出始めた。価格は例年の2倍に高騰、採算が悪化した金魚すくい店からも悲鳴が上がる。「池が空っぽになるほど、異常なペースで金魚が減った」。弥富市の隣の飛島村で養殖池を営む浅井稔さん(59)は、やるせない表
製薬・化学関連の国内企業16社は体のあらゆる部分になることができる万能細胞「iPS細胞」を使い、血液の成分である血小板を量産する技術を世界で初めて確立した。これまでは献血に頼っていた。大学発ベンチャーのメガカリオン(京都市)の事業に大塚製薬グループやシスメックスなどが協力した。来年にも臨床試験(治験)を始め2020年の承認を目指す。今回量産のめどが付いたのは血小板の血液製剤。この血液製剤は外科
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く