沖縄県教育委員会は13日、体育の授業で組み体操の指導中、男子生徒を蹴って肋骨(ろっこつ)にひびが入るなどのけがをさせたとして、宮古島市内の中学校の男性教諭(48)を減給10分の1(2カ月)の懲戒処分とした。 県教委によると、6月に運動場で組み体操の練習中、ピラミッド下段にいた1年生の男子生徒がふざけていたのを見て、教諭は生徒の顔を平手打ちした。生徒があおむけになったところわき腹を蹴り、さらに髪の毛をつかみ2度顔を殴ったという。男子生徒は右肋骨にひびが入り、奥歯が1本抜けるなど3週間の治療を必要とするけがをした。 体罰のあった中学校の校長によると、教諭は被害生徒に何度か注意したがやめなかったため「かっとなってしまった」と話しているという。校長は「法令順守を言い聞かせてきたが届いておらず、深く反省している」と述べた。学校側は当日中に生徒と保護者に謝罪したという。 本年度に入り体罰での懲戒処分は
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