生産停止の危機に陥っていたエアバスの超大型旅客機A380が2018年1月、36機を受注しこれを免れました。デビューから13年、そもそもなぜ生産停止目前などという事態に陥っていたのでしょうか。 エアバスがA380を受注、生産停止免れる エアバスは2018年1月18日(木)、同社の超大型旅客機A380について、エミレーツ航空(アラブ首長国連邦)が最大36機の追加受注をしたと発表しました。これは160億ドル(約1兆7800億円)の契約となるようです。続けて、ブリティッシュエアウェイズ(イギリス)が同機の購入を検討していることも報じられました。 2017年はA380の新たな発注がゼロで、エアバスは同機の生産停止を示唆していましたが、今回伝えられた追加受注で回避できる見込みとなり、生産ラインを最小限度維持できるとしています。 A380の購入を報道されたブリティッシュエアウェイズ。同社は2018年2月