音響式信号機には複数の音のパターンがありますが、現在は、統一に向かっているそうです。警察庁に話を聞きました。 音響式信号機は統一に向かっている? 視覚に障がいを持つ人たちが道路を横断する際の補助として、全国さまざまな場所に「音響式信号機」が設置されています。その音は、「ピヨピヨ」「カッコー」などの鳥の声の擬音や、「通りゃんせ」「故郷の空」のメロディなど複数の種類があり、また地域によっては「ふじのやま」など、地域性のあるメロディが採用されているものもあります。 音響式信号機。スピーカーが上方についているもの(2016年8月13日、乗りものニュース編集部撮影)。 流れる音に複数の種類があるのはなぜでしょうか。警察庁は「かつては統一が図られていなかったためです」と話します。では統一に向けた動きはあるのかというと、最新のもので2003(平成15)年に各都道府県の警察へそうした通達を出しているそうで