毎年4月になると、数回、いろんな企業の新人が集まる研修の講師をさせてもらっている。定点観測的に毎年新人に接することで、考え方の変化などを知ることができて、私自身とても勉強になる。 積極的な参加を促すため、グループディスカッション(以下グループ討議と表記する)の時間を設けることも多い。それで驚くのは、最近の新人はグループ討議が、めちゃくちゃ、べらぼうに、上手なことである。しかも年々うまくなっている。 討議項目が発表されて、スタート。役割を決め、進め方を決め、時間配分を決め、時間を管理しながら意見を収束させ、プレゼン資料を作り、発表する。発表も堂々たるものだ。以前にこの連載でも指摘した「3つあります」のテクニックを使って、明快に明瞭に、規定時間内ぴったりに着地する。 幹部研修よりも上手なのでは?と思われるくらい上手なのだ。 このような新人たちの姿を見て、人事担当者は誇らしげだ。今年も優秀な新人

