許されないようなミスをしたり、上司や同僚とどうしてもわかり合えなかったり、心が折れそうになることはある。あきらめないことの大切さを語る経営者・植松努さんに、ピンチの乗り越え方を聞きました。 私の一番のピンチはリーマンショックのとき。設備投資のために3億円の借金をしたばかりなのに、どんどん注文が減り、従業員の給料はどうしよう、会社はどうなるのかと悩みました。そんなとき先代の父が、「この会社はだめになるな」と私に言うんです。殺意がわきましたね(笑)。でも、そのあと、「このまま石油が手に入らず、文明が崩壊したら、うちは発電機を作れるかなあ」と続けた。「そうか、まだ最悪の状態ではない、できることはある」と、父のおかげで気づけたため、すぐに「半年売り上げがなくても会社は大丈夫」という事業計画をつくって銀行に持ちこみ、事なきを得ました。 ピンチに際して、「困ったな」「どうしよう」と思っているうちは打開

