銀行の採用減が止まらない。日本経済新聞社がまとめた2020年度の採用状況調査では、3メガ銀の内定者は4年前に比べて7割弱減った。ネットバンキングが浸透し、窓口で働く行員を大量に採用する必要性は薄れている。一方で銀行の事業領域は広がっている。求める人物像も調整能力にたけた能吏だけでなく、ベンチャー気質を持つ人へと変容している。20年4月の入社を予定する内定者は三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほフィナンシャルグループ(FG)の合計で前年比27%減の約1700人。合計数が2000人を割り込むのは、06年に現在の3メガ体制が確立してから初めてだ。【関連記事】大卒内定者9年ぶり減 本社調査、銀行・証券2ケタ減これまで3メガ銀は毎年1000人規模の新卒採用を続けてきた。抑制に転じたのは

