東京の葛西臨海水族園から子どものペンギンが逃げ出しました。水族園の外に出るには高い岩場やフェンスをのり越えなければならず、ペンギンはどうやって逃げたのでしょうか。 4日、東京湾の旧江戸川河口付近で撮影された1枚の写真。中央に写る黒っぽい生物を拡大してみると、写っていたのは、勝ち誇るように翼を高らかに上げたペンギンの姿でした。 「前方60メートルぐらいのところに、黒い見たことのない鳥がいた。翼が小さくて飛べるわけない。ペンギンじゃないの?」(ペンギンを撮影した人) 目撃者からの通報を受けた葛西臨海水族園が飼育しているペンギン135羽の確認作業を行ったところ、1羽足りないことが発覚しました。脱走したのは、絶滅危惧種にも指定されているフンボルトペンギン。 生後1年ほどで体長60~70センチ、個体識別用の腕輪が巻かれているといいます。東京湾で撮影された写真のペンギンにも黄色い腕輪のようなも