富士フィルムより市販されている「黒白フィルム現像器キット ダークレス」は、モノクロ現像専用ではあるものの暗室不要という手軽さと、1000円弱という価格がウリのお手軽自家現像キットです。デジカメ時代を迎え、フィルム現像価格も上昇し始めたこのご時世・・・コストダウンと趣味性とを両立できるダークレス現像は、案外時代にマッチしたものなのかも知れません。 ネットでの同製品の評判を見ると「現像ムラが多い」「うまくいかない」といったものを散見しますが、35mmフィルムに限ってですが(そもそも35mm用です。過去に16mmフィルム現像を試みて大失敗しました)失敗例は今の所ありません。そんな難しいものなのかな・・・?と思い現像プロセスを検証し、「ひょっとしてここが成否を分けているのかも?」と思える個所が多少ありましたので、現像方法について簡単にご紹介していこうと思います。 【注意】この記事はダークレス現