子どもが急に発熱したりけがをしたりしたとき、どうすればいいの? そんな時に役立つスマートフォンのアプリがある。長野県佐久市の医師会がつくり、北九州市の情報も載せた北九州版が今秋できた。 アプリは「教えて!ドクター」。メイン画面に「緊急です!救急車を呼ぶ?即時受診?」「症状からさがす」「病名からさがす」など異変時の対処法のほか、「まほうの子育て」など8項目が並ぶ。 例えば「緊急です!」を押すと「やけど」「頭をぶつけた」「異物誤飲」など12のボタンが現れ、「全身のやけど」「顔面のやけど」の場合は直接119番通報できる。「まほうの子育て」はイラストを使い、「『廊下は走らない』ではなく『廊下は歩きましょう』と具体的に伝える」といったコツを紹介。「予防接種」では、誕生日を入力すれば予防接種のスケジュールも分かる。 アプリは、佐久市が佐久医師会に監修を依頼し、2015年に完成。佐久医療センターの小児科