今回開発したファン付きバイザーの知的財産権は、キヤノンが発起人として参画する「COVID対策支援宣言書」の対象となる。同宣言書に基づき、COVID-19のまん延終結を目的とした行為(診断、予防、封じ込めおよび治療など)に対して、一切の対価や補償を求めることなく、保有する特許権、実用新案権、意匠権、著作権の権利も一定期間行使しない。 現在、COVID-19の感染対策として、マスクやフェイスシールドの着用が飛沫感染を防ぐ上で有効なことが知られている。その一方で、本格的な夏を迎えるに当たって、マスクやフェイスシールド着用時の熱中症対策にも注目が集まっている。このことは、キヤノンの社内の日常業務でも課題になっており、今回のファン付きバイザーの開発につながったとしている。 ⇒特設サイト「新型コロナウイルス 製造業が直面する未曾有の試練」 関連記事 医療現場を救え! Maker製フェイスシールドによる