バイク用アパレルブランド『nari/furi』の小林一将さんは、自宅から約5kmの距離を自転車で通勤している。そんな小林さんに“通勤服”に求めることを聞いてみた。 「自転車はあくまで移動手段ですから、メッセンジャーとかレース用のウェアを着たいと思いません。むしろビジネスのTPOに合わせて、自転車を降りたそのままの服で仕事をしたいですよね」 具体的には、どんな服選びを心がけたらいいのだろうか。 「汗は一番の問題。汗染みって恥ずかしいですよね。ですから、Tシャツを選ぶにも急速吸汗で速乾性の素材を選ぶといいですね。うちのブランドでは、元は婦人服用の汗染みが表に出にくい素材を使って作った“相手に優しいTシャツ”、つまり相手に不快な思いをさせないためのTシャツを出しています。さらに動きやすさも、自転車通勤における服選びの大切な要素ですね」 見た目だけでなく、自分の肌感覚もクールにキメたい。 こちらは