19日付の“「カップ麺の容器は人体に悪影響」と米医療研究チームが改めて指摘”との記事をご覧いただいた方も多いと思う。そちらでは主に、油脂や塩分の多さゆえカップ麺を含むインスタントラーメン党はメタボリック症候群と無縁ではいられないことに触れたが、続いては若い世代に向けて鳴らすべき警鐘として、カップ麺の容器からごく微量ずつ溶け出す環境ホルモンの怖さについて触れていきたい。 全米のもっとも優れた病院のひとつ、『メイヨー・クリニック(本部はミネソタ州)』がこのほどカップ麺を含むインスタント麺の多食と各種疾患の発病率を調査し、心臓病、脳卒中、糖尿病などメタボリック症候群を引き起こす確率は想像以上に高く、特に女性においては週に2度でも危険度大と発表した。ウエスト回りになんら問題のない若い世代には、この話はそう危機感をもたらさなかったかもしれない。 だが続いて紹介するのは、テキサス州「ベイラー・ハート・