公立小中学校の図書館で、国が定めた蔵書数の基準の都道府県別達成率が府内の公立中学校は17.8%(全国平均55.3%)でワースト2位だったことが文部科学省の調査で分かった。公立小学校は50.1%(同66.4%)でワースト6位だった。国は学校図書館の図書整備のため地方交付税として近年は毎年200億円を措置しているが、使途は自治体の裁量に任されている。図書購入以外の目的に使われるケースもあり、整備状況に大きな地域差があるのが実情だ。【岡崎英遠】 学校図書館の蔵書数の基準は図書館の図書充実を目的に旧文部省が1993年に設定した「学校図書館図書標準」で規定する。小学校18学級の場合、1万360冊、中学校18学級の場合は1万3600冊などと学校規模に応じて設定されている。
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