私が伊藤詩織さんに初めて会ったのは、今年の2月初旬のことだ。彼女はある海外メディアの記者と2人で、日本で取材を行っていた。 「性被害は、被害に遭った人が話さないとなかったことになってしまう。話したくない人に無理をさせることはできないけれど、話せる人は話すことがとても重要」 記者と詩織さん、私の3人でそんな話をしていたときだったと思う。詩織さんが少し黙ったあと、自分の身に起こったことを、記者と私の両方にわかるよう、英語と日本語で話し始めた。 性暴力の取材をしていると、「誰にも言ったことがないけれど、実は私も」と告白されることがしばしばある。だから私は彼女がそのときに初めてそれを話しているのかと思ったが、よく聞いてみると、それまでの約2年間この問題のおかしさを訴え続け、メディアにもすでに話をしていたことがわかった。 その後、5月10日発売の「週刊新潮」が事件を報じ、5月29日には詩織さん自身が
「竜馬がゆく」などの歴史小説で知られる作家、司馬遼太郎さん(1923〜96年)が40歳のころに担当編集者に宛てた未公開の書簡1通の内容が明らかになった。新作で得た自信などが率直につづられ、後の「国民作家」への飛躍を感じさせる貴重な資料だ。 書簡は昭和39年8月6日付で、新潮社の当時の担当編集者だった谷田昌平さん宛て。送付してもらった自作短編集「鬼謀(きぼう)の人」(同年7月刊)について原稿用紙1枚に書かれている。谷田さんが平成9年に神奈川近代文学館(横浜市)に寄贈した資料に含まれていたが、存在はほとんど知られていなかった。 書簡で司馬さんは、この短編集を「すきな作品集」と記し「作家になった、という気持がしています」と達成感を吐露。「ですから、いつもめんどうで、先輩たちに本を送らないのですが、(略)送っていただきませぬか」と続けている。 35年に「梟の城」で直木賞を受けた司馬さんだが、当時は
競技用義足を気軽に試着できるレンタル店「義足の図書館」が15日、東京・豊洲のランニング施設内にオープンした。カーボン製で軽い競技用義足は1本あたり約20万~60万円で、歩行用の義足よりも高価だが、利用者は1回500円で複数の種類で試走もできる。 義足開発ベンチャー「Xiborg(サイボーグ)」の遠藤謙代表らが購入資金をクラウドファンディングで募り、子ども用から大人用まで24本の競技用義足やひざ継手(つぎて)をそろえた。日本で初めてのサービスという。 この日の体験会に参加した小学4年生の斎藤暖太(はるた)くん(10)は「地面を蹴る感触が楽しかった」と振り返った。 インターネットでの事前予約が必要。試着料の他に施設利用料がかかる。(遠藤啓生)
サッカーJ2・ファジアーノ岡山の選手の等身大パネルなどを登場させた県の啓発展示「特殊詐欺・悪質商法にご用心!!」が、岡山市北区の県立図書館で行われている。20日まで。 パネルは5月21日の「消費者被害撲滅デー」にあわせて作製。詐欺から「守る」との意味でディフェンダーの加地亮、久木田紳吾、篠原弘次郎の3選手が起用された。 「困ったら 消費者ホットライン188(イヤヤ)へ」と書かれており、今回で2度目の展示となった同図書館には加地、久木田の両選手のパネルが飾られた。 背後のボードには22選手それぞれが「電話での投資話は相手にしない」「身に覚えがなければ断る」などと注意や心がけをサインとともに自筆で入れている。関連して最近の犯行手口、予防策などを紹介した書籍35冊も陳列している。 一方、篠原選手のパネルは近接する県庁ロビーで資料展示「安全・安心まちづくり旬間」(20日まで)のPRに活躍している。
山陽小野田市中央図書館に、小野田高とサビエル高の図書委員ら計13人による「お薦め本コーナー」が設けられている。学校の垣根を越え共同で74冊を選び、飾り付けも工夫。カラフルな手書きの紹介文を添え、本の魅力を紹介している。11月末まで。 同館が両校に協力を呼び掛けて企画。合同で開いた選書会で本の魅力、好きな理由などを話し合い、同世代に限らず小・中学生も楽しめる青春小説、児童文学、絵本の名作などを選んだ。紹介文は夏休みに本を読み込んでから書いた。 コーナーは「読書の秋」をテーマに枯れ葉飾りと手書きイラストで彩られ、来館者の関心を集めている。 「かいけつゾロリのだ・だ・だ・だいぼうけん!」(ポプラ社)は「冒険に大人も子供もありゃしないぜ?」とユーモラスに紹介。「塩の街」(メディアワークス)は「普通の世界だったら出会わなかった2人のラブストーリー」と一読を勧めている。 サビエル高の藤井廉士君(1年)
11月、裾野市立鈴木図書館で 夜通し、読書を楽しんでみませんか――。裾野市平松の市立鈴木図書館で11月11日、親子で図書館に宿泊できる「ナイトライブラリー」が初めて開催される。 参加者は同日午後7時半に集合し、12日午前7時まで館内で過ごす。本が読み放題になるほか、視聴覚スペースで映画や音楽も楽しめる。普段は入れない閉架書庫の見学ツアーなども予定している。就寝場所は館内3階などを指定する。 対象は、同市内に住む小中学生と保護者で、参加は無料。21日から図書館窓口と電話で受け付け、先着15組まで。パジャマや寝具、懐中電灯など宿泊に必要なものは持参する。 担当者は「図書館で一晩過ごせる機会は珍しい。親子でじっくり読書を楽しんで」と話している。問い合わせは同図書館(055・992・2342)まで。
2017年11月11日の午後7時30分から午前7時にかけて、静岡県裾野市の市立鈴木図書館でイベント「ナイトライブラリー」が開催されます。図書館に宿泊し、好きな本を読んだり、館内探検などのイベントに参加するなど、思い思いに夜の図書館を過ごすイベントとのことです。 参加対象は市内在住の小中学生と保護者で、保護者の同伴が必要です。夕食・入浴は済ませてからの参加が必要とのことです。 お知らせ一覧(裾野市立鈴木図書館) *メニューの「ナイトライブラリー」をクリックすると詳細が確認可能 https://www.lib100.nexs-service.jp/susono/webopac/inform.do 参考: CA1884 – 公共図書館における「夜の図書館」イベント / 松本和代 カレントアウェアネス No.330 2016年12月20日 http://current.ndl.go.jp/ca18
2017年10月17日、台風18号による浸水被害のため休館していた大分県の津久見市民図書館が再開館しました。 一部利用制限があるとのことです。 移動図書館車については、10月18日から再開すると発表されています 図書館開館のお知らせ(津久見市,2017/10/17) http://www.city.tsukumi.oita.jp/soshiki/9/8241.html 「ピカピカの姿、安心」 津久見市民図書館が再開 (大分合同新聞,2017/10/17) http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/10/17/131716752 参考: 津久見市民図書館(大分県)、台風18号による浸水被害のため当面の間休館:システムや古文書に被害 Posted 2017年9月22日 http://current.ndl.go.jp/node/34708
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