仙台市の出版社荒蝦夷(あらえみし)が15日、宮城野区榴岡4丁目に「古本あらえみし」を開店した。ライター、編集者である土方正志代表(56)の蔵書を中心に、希少本や話題書を含め約2万冊がぎっしりと並ぶ。 店は2階建て民家の1階約16平方メートルに開設。土方さんが資料として買い集めた写真集や東北の文学・歴史・民俗、災害関連のほか、趣味のミステリーや幻想文学の単行本、文庫本、雑誌を個性豊かに取りそろえている。 店作りや値付けは親しい古書店主の助言を受けた。店内商品の最高額は2012年に亡くなった写真家深瀬昌久さんの作品集「鴉(からす)」の30万円。1908(明治41)年発行の夏目漱石の短編集「草合」の初版本は3万円とした。地方出版社の新刊コーナーも設け、初回は那覇市のボーダーインクを取り上げた。 開店時には5、6人が列を作った。太白区の自営業中村清史さん(46)は「怪談や東北の作家が気になる。しば
ソフトバンクロボティクスは4月16日、会話機能を強化した人型ロボット「Pepper」のメジャーアップデートを発表した。見た目は従来モデルと同じだが、ソフトウェアに加えセンサやカメラなど内部を一部新しくしているという。 Pepperの法人向けサービス「Pepper for Biz」と家庭向けモデルの「Pepper for Home」ともに4月16日より予約受け付けを開始する。 料金は、Pepper for Biz 基本プラン(レンタル)が5万5000円×36カ月(合計198万円)。別途あんしん保証パック(9800円×36カ月)が必要になる。 Pepper for Homeの本体価格は19万8000円。Pepper for Home 基本プランとして2万7600円×36カ月の分割払い、または99万3600円の一括払いを選ぶ。別途ロボット手続き手数料(9800円)が必要になる。 Pepper(ペ
熊本地震の本震から16日で3年。被災した熊本市の「くまもと森都心プラザ図書館」の河瀬裕子館長による講演会「熊本が、図書館が揺れた日」が3月、下関市立中央図書館で開かれた。河瀬館長は、地震発生時の状況や翌年4月に全面開館するまでの対応、震災における図書館の役割を語った。【上村里花】 ■生活情報を掲示 地震発生時は前震、本震とも閉館の時間帯で、けが人などはなかった。ただ、30万冊の本が棚から落下し、割れた窓ガラスなどの破片が入り込んだため、1ページずつ開いてはけで取り除かねばならなかった。一方、棚から落ちなかった本を集めて作った「落ちない本」のコーナーは、受験生らに好評だったという。 5月6日に部分開館し、館の被害をまとめた展示コーナーを作った一方で、自治体などがインターネットに掲載していた生活関連情報も日々、掲示した。高齢者や避難所の被災者など情報にアクセスできない人に伝えるためで、全ての避
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