図書館で本を借りるときに、本に貼られたバーコードを貸出カウンターの人がピッと読み込む。図書館ではおなじみの風景です。しかし最近では、自動で本を借りることができる図書館が増えているといいます。一体どんな仕組みなのでしょうか? ■IT化によって図書館が便利になる! 近年図書館では、本の自動貸出機の導入が増えています。自動貸出機は、最近スーパーやコンビニでも増えているセルフレジのようなもので、貸出カウンターに行かなくても、専用の機械を使い自分で貸出処理ができるというものです。好きなタイミングで処理を行えるため、従来の貸し出しカウンターよりも気軽に本を借りることができそうです。 自動貸出機は、愛知県にあるおおぶ文化交流の杜(もり)図書館が2015年度の貸出冊数が人口6万~10万人の同規模自治体、全180の中で1位になったことで注目を集めました。同図書館では本やCDなどはICチップを付けて管理し、自