サービス・商品川崎市は4月1日から、市立図書館の貸出カードの交付を受けた市民を対象に、図書館資料の有料宅配サービスを試行する。 図書館サービスの向上や多様なライフスタイルへの対応に向け、書籍や雑誌など市立図書館の図書資料の有料宅配サービスを行うもので、図書館ホームページなどで予約した図書資料が、宅配業者を通じて最短2日後に自宅に届く。 利用するには、初回のみ利用登録が必要。分館を含む全13館の市立図書館に設けられたカウンターに有料宅配サービス利用申込書を提出し、本人確認や住所確認のできる公的な証明書を提示することで、利用資格が得られる。 送料は図書資料の受取時に宅配業者へ支払う受取人払いとし、書籍の返却時は通常の返却方法のほか、市民自ら手配することで宅配による返却にも対応する。送料は利用者負担。

環境・CSRUPSジャパンは23日、米UPSが運営するUPS基金が、環境保全活動を行うNPO法人「荒川クリーンエイド・フォーラム」（東京都江戸川区）に2万9000米ドル（307万円）、病気を患う子供のための宿泊施設を運営する認定NPO「ファミリーハウス」（千代田区）に2万2000米ドル（233万円）、「こどもとしょかん」を運営する一般社団法人「うみとやまのこどもとしょかん」（神奈川県逗子市）に2万5000米ドル（265万円）と、計7万6000米ドル（806万円）の寄付を行ったと発表した。 UPSでは、「荒川クリーンエイド・フォーラム」「ファミリーハウス」へは2011年から、「うみとやまのこどもとしょかん」には16年から、社員とその家族がボランティア活動に参加しており、合計活動時間は、1800時間以上にのぼる。 UPSジャパンの梅野正人役社長は「地域社会への貢献はUPSの企業理念の一つだ。我

ロジスティクスパックシティジャパン（東京都千代田区）は16日、オープン型宅配便ロッカー「PUDO（プドー）ステーション」を奈良先端科学技術大学院大学内の附属図書館東側入口に設置し、運用開始すると発表した。 PUDOステーションは、1月末時点で全国2200か所に設置している。同社は3月までに3000か所への導入を目指す。

ロジスティクス商船三井は1日、NPO法人「Sapesi-Japan 南アフリカ初等教育支援の会」が教育支援のために南アフリカ共和国に贈る移動図書館車の海上輸送に協力すると発表した。2009年から継続して輸送協力しており、今回で6度目となる。 これまでに45台を輸送し、今回は日本各地から寄贈された3台の輸送に協力。3台は12月末に商船三井の自動車船「NEPTUNE ACE」に積み込まれ、1月に南アフリカのダーバン港に到着する。 11月28日にこの3台の移動図書館車の出港式が駐日南アフリカ大使館で開催され、駐日南アフリカ共和国特命全権大使Thulani Dlomo氏、商船三井常務執行役員の尾本直俊氏などが出席した。

拠点・施設カドカワは22日、製販一体の物流体制を目指して埼玉県所沢市で整備を計画している、図書館・美術館・博物館併設の複合型物流・製造拠点「ところざわサクラタウン」の投資額について、拠点整備に伴う回収見込額が増えたことと共用部を含めた建築コストが明らかになったとして、書籍製造・物流工場棟の投資見込額を従来の155億円から264億円へと引き上げた。これにより、サクラタウン全体の投資額は399億円に膨らんだ。 同社は現在、同県三芳町で製造・物流拠点を運営しているが、施設が老朽化していることから、将来的なサクラタウンへの機能統合を視野に入れる。 同社は所沢市と共同で「クールジャパンフォレスト構想」に向けた検討・協議の枠組みとして推進会議を設けており、サクラタウンのプロジェクトは市とカドカワが中心となって市民やアドバイザリーボードの意見を取り入れながら魅力を高める体制を取っている。 サクラタウンは