ブックマーク / kadobun.jp (5)

  • 『図書館の魔女』の著者が贈る、どんな惹句も当てはまらない前代未聞の野心作。『まほり』 | カドブン

    書評家・作家・専門家が《今月の新刊》をご紹介! 選びにお役立てください。 (評者:東 雅夫 / 文芸評論家) 盛夏の某夜、魔界都市しんじゅくのビアガーデンで、菊地秀行さん主催の暑気払いの宴が催された。あいにく私は某書の校了中だったため、宴なかばで失礼したのだが、帰り際、旧知の編集者氏に呼びとめられて、「ヒガシさんが絶対、気に入りそうな小説を近く出すので、よかったら読んでみていただけませんか」と耳元で囁かれた。 それから程なくして送られてきたのが、書『まほり』の分厚いプルーフだったのである。おお、これか~と、何の気なしに冒頭部分を読み始めたらサア大変。いきなりの「ひととって喰おうか」(妖怪名をあえて出さないところがまた心憎い)攻撃に目を瞠みはり、独特な語りの名調子にうかうか誘い込まれて、ハッと気づいたときには全体の半ば近くまで、夢中で読み耽っていようとは……。いやはやベテラン編集者の眼力

    『図書館の魔女』の著者が贈る、どんな惹句も当てはまらない前代未聞の野心作。『まほり』 | カドブン
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    trclibgw 2019/10/17
  • 絵本作家デビュー50周年・待望の描きおろし絵本『おばけのばあ』せなけいこインタビュー | カドブン

    「だあれ だあれ いない いない ばあ」 「うらめしやー おばけだぞー」 あかちゃんが大好きな「いないいないばあ」。この絵では、うさぎ、ねこなど身近な動物だけでなく、ちょっぴり怖いおばけが、ママとあかちゃんにむかって「いないいないばあ」をしてくれます。ただかわいいだけではなくて、ドキドキするのが、「おばけ絵」のいいところ。今回、おばけ絵を描きおろしたせなけいこさんは「ちょっとだけ怖いのが、小さい子にはちょうどいい」と言います。 『ねないこだれだ』(福音館書店)、『めがねうさぎ』『おばけのてんぷら』(ポプラ社)など、数々の名作絵を生み出してきたせなさん。1969年に絵作家としてデビューしてから、2019年で50年を迎えます。横須賀美術館では「せなけいこ展」と題し、絵の原画約300点を集めた原画展を開催。貴重な原画を間近で見られる機会がやってきました。

    絵本作家デビュー50周年・待望の描きおろし絵本『おばけのばあ』せなけいこインタビュー | カドブン
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    trclibgw 2019/07/08
  • 日本推理作家協会賞、毎日出版文化賞W受賞! 古処誠二著『いくさの底』 | カドブン

    この度、古処誠二氏の『いくさの底』が、第71回日推理作家協会賞の「長編および連作短編集部門」を受賞いたしました。これは、昨年の、毎日出版文化賞の受賞につづく、W受賞の快挙となります。昨年末のミステリランキングにも軒並みランクイン、高い文学性と、推理小説としてのエンタメ性とを兼ね備えた超話題作となります。 ぜひこの機会に、著者インタビューや書評でのご紹介をご検討くださいますと幸いです。 構成、トリック、犯人、どれをとっても完成度が高く、格ミステリとして成立している。 まるでその場に居合わせたのではないか思うようなリアルさもあり、資料もよく調べて書かれている。その時代のその場所でしか起こりえない設定をミステリに活かしながら、戦争一般の悲惨さも伝えており、戦闘そのものは描かれていないにもかかわらず、一流の戦争文学にもなっている点が高く評価された。 謎解きの構成が、戦争小説としてのテーマと完璧

    日本推理作家協会賞、毎日出版文化賞W受賞! 古処誠二著『いくさの底』 | カドブン
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    trclibgw 2018/05/01
  • 第3回 辞書歴50年。伝説の編集者が語る、辞書作りの真髄とは。 - 10年かかりました。『角川新字源』大改訂。 / 連載 | カドブン

    『角川新字源 改訂新版』 小川環樹 、西田太一郎、赤塚忠、阿辻哲次、釜谷武志、木津祐子 定価 3240円 (体3000円+税) 発売日:2017年10月30日 おかげさまで『角川新字源 改訂新版』が10月30日に発売となりました! 全国の書店に並べていただき、嬉しいかぎりです。 今回は改訂記念として、大人気イラストレーターの中村佑介さんにケースのイラストを描き下ろしていただいた「特装版」も同時に発売します! 漢和辞典らしい伝統的な装いをお好みの方は通常版を、中村佑介さんの描くキュートな少女のイラストに心惹かれたアナタは、ぜひ特装版を手にとってみてください。 さてさて、今回は「新字源」改訂事業の中心人物である大ベテラン編集者の高野良知さんに話をうかがいました。 高野さんは辞書ひと筋の編集歴50年。創業者・角川源義の時代から、名著とされるKADOKAWAの辞書のほとんどに関わってきた伝説の辞

    第3回 辞書歴50年。伝説の編集者が語る、辞書作りの真髄とは。 - 10年かかりました。『角川新字源』大改訂。 / 連載 | カドブン
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    trclibgw 2017/11/17
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    trclibgw 2017/06/14
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