香川県善通寺市は、「善通寺市新庁舎・新図書館移転計画等策定支援業務委託」のプロポーザル募集要項を公表した。参加表明書は5月12日まで、業務提案書は同29日まで、それぞれ持参または郵送により、総務部総務課で受け付ける。6月10日のプレゼンテーション・ヒアリング審査を経て、同15日までに特定・非特定通知書を発送する予定だ。 参加資格は単独企業で、同市の役務提供の登録が必要など。2010年度以降に地方公共団体で延べ1万㎡以上の事務所または蔵書数10万冊以上の公立図書館の移転計画等策定支援業務の元請実績を求めている。 概要は現況調査、移転レイアウト図の作成、新庁舎・新図書館移転計画書の作成。業務期限は21年3月26日。
建築家の安藤忠雄氏の発案により大阪市北区の中之島で建設が進められていた「こども本の森 中之島」が完成した。子どもたちの素直なまなざしと感受性を大切にする「物語の聖地」にしたいという思いを具現化した「本と出会い、本を楽しみ、本に学ぶ施設」となる。壁側の本棚に陳列した1万7821冊の蔵書が森の木々のように空間を包み、子どもたちを出迎える。新型コロナウイルスの感染症の拡大防止のため、開館時期は未定としており、早期の開館が待ち望まれている。 2月29日の報道向けの施設公開には、発案者で設計も手がけた安藤氏も出席し、「この場所から大阪、日本のリーダーとして、羽ばたいてほしい。東京ではできない、全国でもできないことを大阪から発信していきたい。今後も図書館の方、子どもたちと一緒に、図書館を育てていくつもりだ」とあいさつし、完成を喜んだ。
岩手県八幡平市は、大更駅前顔づくり施設等予備設計業務の簡易公募型プロポーザルを実施した結果、アール・アイ・エーを最優秀提案者に特定した。次点は久慈設計だった。履行期限は2021年1月中旬を予定している。21年度中の実施設計完了を目指す。 JR花輪線大更駅周辺では、市立西根病院の移築に合わせて区画整理事業などによる駅前エリアの再編が進められている。この一環として、駅前の新たな顔となる図書館などのシンボル施設と複合施設を順次整備する。 今回、先行して整備する顔づくり施設の規模は委託する業務の中で詰めていくが、階層は4階建て程度を想定。子育て世代をメインターゲットとし、1階がエントランスや観光案内所、店舗など。2階は屋根付き公園などの子育て支援エリア、3、4階には蔵書数12万冊の市立図書館を設ける。 用地活用検討業務はアール・アイ・エーが担当した。建設地は同市大更25-83-5ほかの敷地1678
愛知県知多市は、朝倉駅周辺整備事業を実施する民間事業者を2020年度に公募、選定する。3月下旬に実施方針を公表。5月下旬から公募型プロポーザルで事業者募集を始め、11月下旬に選定する。21年3月中旬に仮契約、6月下旬に本契約を締結する。 緑町の同駅周辺に新庁舎と図書館を建設し、商業施設、ホテル、駐車場などを誘致する。公共施設整備はBTO(建設・譲渡・運営)方式のPFI、民間施設整備は市有地に定期借地権を設定し民間に貸し付ける公有地活用事業を採用する。 対象地約10.2haを北、中、南の3街区に分け段階的に整備する。北街区にある市役所を中街区に建て替える。新しい庁舎の想定規模は3-5階建て延べ約9300㎡。新庁舎のほか、中街区にホテルなどの誘致を目指す。 市役所移転後、北街区に子育て機能を併設した図書館を建設する。新図書館の想定規模は延べ約3250-3575㎡、蔵書数は約30万冊。北街区には
【中央図書館は「知の情報C」に】 千葉市教育委員会は、新たな図書館計画となる(仮称)千葉市図書館ビジョン2040案をまとめた。中央図書館を拠点としている予約図書などの物流機能は作業スペースなどの面で限界に近づいていることから、図書資料の物流機能拡大や各図書館の施設価値最大化を図るため図書資料の保管・物流機能を一元的に担う新たな拠点を整備する施策を示した。 同ビジョンは、人口減少、デジタルトランスフォーメーションの進展などを受け、従来の図書館の枠にとらわれず将来にわたり地域における知の拠点として市の発展に貢献できるよう取り組むべき指針として策定する。目標年次は2040年に設定した。 保管・物流機能拠点を整備することで、中央、稲毛、緑、美浜などの駅近接図書館における利用頻度の低い図書資料の保管スペースを有効活用できるようになる。保管・物流拠点は民間機能を活用した運営体制の導入を目指している。
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