周南市御幸通の市立徳山駅前図書館が27日、2月のオープンから約半年で100万人目の来館者を迎えた。同館は年間来館者数120万人を目標に掲げており、達成はほぼ確実となった。 節目の来館者は周南市久米の藤本知恵さん(33)と長男の心優士君(7)。記念セレモニーがあり、木村健一郎市長が藤本さん親子に花束と徳山動物園の年間パスポートなどの記念品を手渡した。 知恵さんは「ラッキーだなと驚いた。図書館は初めて来たが、きれいになってうれしい。みんなが集まりやすい図書館になれば」。心優士君は「読書感想文の本を探しに来た。戦国時代の本が好きなので借りたい」と話した。 木村市長は「予想以上にたくさんの人に愛される施設だと感じた。まだスタートしたばかりなので、もっと市民の宝物となる施設にしていきたい」と述べた。同館は2月3日にオープン。蔵書は約6万冊、1日平均の来館者は約5750人で、4月17日に50万人を達成