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ブックマーク / www.rakumachi.jp (11)

  • 炎天下、入居者の死亡届を出しに行く…作家・山本一郎「ボロアパート大家」としての日々|楽待不動産投資新聞

    はじめまして、山一郎と申します。ネット界を代表する平和主義者として著名な個人投資家でございまして、大家としてはなんだかんだ15年。賃貸集合住宅への投資では、一時期ボロアパートを中心に14棟も手持ちしていた時期がありました。 いま思えば、何でこんな貧乏くじを引いてしまったのかと悩みつつ、コロナ禍では管理会社や家賃保証会社が次々と飛ぶので自己管理していて死にそうになったのもいい思い出です。 半分ちょっとは何とか売り、地方都市の物件はだいぶ整理がついたんですが、なんだかんだ今でも大家稼業をしています。 利回りはまあまあ出ていますが、仕事の面倒くささや報われなさという精神的代償を考えるとむしろマイナスな感じでしょうか。「世の中、こういうどうしようもない人でも生きているんだ」という社会勉強にはなります。自戒も込めて。 夏に増える入居者からの「素敵な電話」 近年はかぼちゃの馬車に乗って都内を漫遊する

    炎天下、入居者の死亡届を出しに行く…作家・山本一郎「ボロアパート大家」としての日々|楽待不動産投資新聞
  • 「メルヘン廃墟」には本当に人がいないのか? かつて憧れだった「清里」のいま|楽待不動産投資新聞

    1980年代に小・中学生だった人たちにとって、山梨県にある「清里」は憧れの場所だった。「おしゃれタウン」として、その名をとどろかせていた。 テレビで人気の芸能人が次々にお店を出して、行列で並んでいた。世はバブルでギラギラとして楽しそうだった。 うちの父親はそういう浮ついたブームが大嫌いだったし、そもそも親と行ったって楽しくはないだろう。当時、結局行くことはなかった。 「いつか清里へ……」 などと思っていたら、あれよあれよと言う間にバブルは崩壊してしまい、国内旅行より海外旅行が人気になって、いつの間にか忘れてしまっていた。 清里も、バブル崩壊とともに衰退の一途をたどったようだ。ネットではその雰囲気から、「メルヘン廃墟」などと言われたこともある。 少し前に、そんな清里を訪れてみた。現在の様子をリポートしよう。 40年近い年月が流れ、世の中はずいぶん変わったが、清里は意外なほど変わっていなかった

    「メルヘン廃墟」には本当に人がいないのか? かつて憧れだった「清里」のいま|楽待不動産投資新聞
  • 100年前の住人も分かる!? 失われた土地の歴史が見える「関東小字地図」がスゴい|楽待不動産投資新聞

    「池や沼といった地名がついたエリアは危険なことも多い…というのは有名かもしれません。実はその他にも、要注意な地名というのはたくさん存在するんですよ」 そう語るのは、古い地名である「小字(こあざ)」を集めてマッピングしたサイト、「関東小字地図」の作成者である臼井恭平さん(仮名)。 小字からは、昔の土地の様子が読み取れるという。不動産を買う前に土地のリスクを調べたいという人にとって、小字地図は役に立つかもしれない。 時代の流れとともに失われつつある「小字」に、臼井さんが情熱を注ぐ理由とは? 要注意な小字とはどのようなものなのだろうか? 「関東小字地図」誕生の裏側に迫った。 地図を見るのが好き、「正しい歴史を伝えたい」 ―関東小字地図とは、どのようなものでしょうか 古い地名である「小字(こあざ)」をマッピングしたウェブサイトです。地図上の気になる地域をタップすると、小字がすぐさま表示されるように

    100年前の住人も分かる!? 失われた土地の歴史が見える「関東小字地図」がスゴい|楽待不動産投資新聞
  • 「1億円あったら、何に使う?」年収1000万の人と200万の人で、回答に違いが!|楽待不動産投資新聞

    お金持ちになる人と、そうでない人は一体どこが違うのだろうか。生まれたときは貧乏でも大人になって財を成す人もいる。一方で、生まれたときはお金持ちでも、大人になって貧乏になる人もいる。 どうやら生まれたときの経済環境よりも、それからの生き方や習慣がお金持ちなるかどうかを決める大事な要素のようだ。 ここでは、年収の違いによって「お金の使い方」も変わるのか、明らかにしていこう。今回は年収1000万円以上の人と、年収200万円前後の人に「もし1億円を手にしたら、どう使うか」を聞いてみた。 年収200万円の人は、消費と貯蓄にお金を回す ○ケース1: 神奈川県在住のAさん(年収200万円/27歳/教育関係者) 「趣味につぎ込むことは間違いないね。特に楽器類にお金をかけたい! 1億円もらったら、100万円のベースは間違いなく買うよ。あとはゲーム読書。余ったら家族に分配するかな」 ○ケース2: 京都府在住

    「1億円あったら、何に使う?」年収1000万の人と200万の人で、回答に違いが!|楽待不動産投資新聞
  • 「あえて変形地を選んで買う」、アパグループの高収益のウラにある成功哲学|楽待不動産投資新聞

    不動産投資で参考にするべきは、超高収益な企業の「哲学」なのかもしれない。長らく成長を続けている企業には、秘訣がある。その原理原則を知ることは、個人投資家の成功の助けになるはずだ。 今回、紹介するのはアパホテルを運営するアパグループ。あのド派手な広告で知られる、日最大のホテルチェーンだ。 アパホテルを分析すると、ホテル企業というよりも、超高収益な不動産投資企業であることがわかる。 そのノウハウには、個人の不動産投資家も学べる成功法則が詰まっているはずだ。 営業利益率30%の秘密 アパを語る上で欠かせないのが、その収益力の高さだ。 2023年11月期の売上高は1912億円、営業利益は566億円で、営業利益率は30%となっている。 一般的なホテルの営業利益率が10%程度であることを考慮すると、いかにアパが高収益であるかがわかるだろう。 なぜ、これほど高い利益率となっているのか。 その秘密は、他

    「あえて変形地を選んで買う」、アパグループの高収益のウラにある成功哲学|楽待不動産投資新聞
  • 建売住宅がピンチ? いま「戸建てが売れない」ワケを飯田GHDの決算から分析|楽待不動産投資新聞

    企業の決算から、不動産業界の現状について考える連載。 今回取り上げるのは「飯田グループホールディングス株式会社」です。戸建て分譲住宅事業を中心に、不動産関連の子会社・グループ会社の経営管理などを行っている会社です。 飯田グループホールディングスは4月8日、2024年3月期の業績見通しについて売上、営業利益、純利益いずれも下方修正を発表しました。 今回は飯田グループホールディングスの決算から、戸建て分譲住宅の業界で何が起きているのかを見ていきましょう。 原価高騰でも価格転嫁できず苦戦 まず、飯田グループホールディングス(以下、飯田GHD)がどのような事業を展開しているのか見ていきます。 飯田GHDの事業セグメントと、2023年3月期時点でのそれぞれの売上構成は以下の通りです。 (1)戸建て分譲:84% (2)マンション:6% (3)請負工事:5% (4)その他(不動産賃貸業など):5% 戸

    建売住宅がピンチ? いま「戸建てが売れない」ワケを飯田GHDの決算から分析|楽待不動産投資新聞
  • 建物がないのに利回り7%、「みんなで大家さん」高配当の謎|楽待不動産投資新聞

    不動産を小口化して販売する「不動産小口化商品」(以下、小口化商品)が増えている。事業者が資金を集めて不動産を取得し、賃料収入などを分配金として還元する仕組みだ。 2017年以降、「不動産特定共同事業法(不特法)」が改正されて事業者の参入ハードルが下がったことから、ここ数年、さまざまな商品が登場するようになった。 そうした中、現在16年目を迎えている老舗商品が、「みんなで大家さん」シリーズだ。テレビCMやWeb広告などで目にしたことがある人もいるだろう。 最近、この「みんなで大家さん」シリーズについて、YouTubeやインターネット掲示板などで、運営状況を危ぶむ声が上がっている。なぜ、このような声が上がっているのか? 実際の運営状況はどうなっているのか? 調査を進めていくと、いくつかの疑問点が浮かび上がってきた。 >>編集部ではみなさまからの情報をお待ちしています<< 2000億円以上を集め

    建物がないのに利回り7%、「みんなで大家さん」高配当の謎|楽待不動産投資新聞
  • カレッタ汐留のゴーストタウン化には予兆があった? 湾岸エリア30年間の開発史に探る|楽待不動産投資新聞

    東京都港区に所在する大規模複合施設「カレッタ汐留」が「ゴーストタウン化している」と話題だ。 カレッタ汐留は、大手広告代理店の「電通」が社機能を置き、低高層階にはレストランやカフェ、展望台などがある。 2002年のオープン直後は、近隣で働くオフィスワーカーのみならず、多くの来街者を集めた。それから20年以上が経過した現在、カレッタ汐留がまさか「ゴーストタウン化している」と注目されるとは誰も思わなかったことだろう。 しかし、その予兆はあった。「お台場」が若者の街からオフィスと住宅街が混在する落ち着いた街へと変貌したことだ。 汐留も台場も、明治期から現在に至るまでの約150年間の歴史において、東京が一貫して推進してきた湾岸エリアの開発事業という部分で共通している。 今回は、カレッタ汐留を入口に、東京都が取り組んできた湾岸エリアの開発史に迫ってみたい。 一度は幕を下ろした「汐留」 「カレッタ汐留

    カレッタ汐留のゴーストタウン化には予兆があった? 湾岸エリア30年間の開発史に探る|楽待不動産投資新聞
  • 現役社員が生々しく語る、「家賃保証会社」の現場では日々こんなことが起きている|楽待不動産投資新聞

    今や、大家さんにとってなくてはならない存在となった「家賃保証会社」。しかし、家賃保証会社の「社員」がどのような仕事をしているのかは、知っているようで意外と知らない。 この企画では、家賃保証会社の現役社員「0207(にがつなのか)」さんに、日々の業務や入居者との関わりについて綴ってもらう。 【関連記事】「入居審査は信じるな」!? 家賃保証会社の現役社員が明かすホンネ ◇ 私は家賃保証会社の管理(回収)担当者。もう10年以上続けている。 延滞客に「(延滞した家賃を)支払ってもらうか」「(部屋から)出ていってもらうか」―極言すればそれだけの仕事だ。 稿は私が経験し、見聞きした仕事の日常。ほぼ愚痴である。 そんなに仕事が嫌なら辞めればいいじゃん──その通りかもしれない。だけど生活のため、なかなかそうはできない会社員もいる。私もその1人だ。 めそめそ泣いている哀れな会社員の背中をさするつもりで読ん

    現役社員が生々しく語る、「家賃保証会社」の現場では日々こんなことが起きている|楽待不動産投資新聞
  • 横浜の「東京ディズニーランド級」テーマパーク計画に隠された、市と三菱地所の執念|楽待不動産投資新聞

    このほど横浜市が瀬谷区の旧上瀬谷通信施設地区にテーマパークを整備すると発表した。横浜市の発表によると、整備事業者は三菱地所で、名称は仮称ながら「KAMISEYA PARK」となる。開業予定は2031年頃とされる。 KAMISEYA PARKは約70万6500平方メートルの敷地のうち、約51万4000平方メートルをテーマパークゾーン、約7万平方メートルを駅前ゾーン、約6万6500平方メートルを公園隣接ゾーン、約5万7000平方メートルを環4西ゾーンという内訳になっている。 KAMISEYA PARKは広大なため、同地に予定されているテーマパークの説明には、必ずと言っていいほど「東京ディズニーランド級」という形容詞がつく。これは、単なる比喩にとどまらない。 なぜならこれまでにも、横浜市は大型集客施設を造成・建設することで地域開発に弾みをつけようとした過去がある。それらの多くは大失敗に終わり、苦

    横浜の「東京ディズニーランド級」テーマパーク計画に隠された、市と三菱地所の執念|楽待不動産投資新聞
  • 「コンクリート打ち放し」は、美しいけど維持管理にめちゃくちゃ手間がかかる理由|楽待不動産投資新聞

    一級建築士である私が、現場を知る「実務者の視点」で、建築にまつわるさまざまな疑問を解決していく連載。読んで楽しい建築の雑学や、いまこれがアツい! というトレンドを紹介していきたいと思います。 今回のテーマは「うちっぱなし」です。 「ゴルフの練習場ね」「そっ、なかなか飛距離が伸びないんだよなぁー」…と、ノリツッコミをしている場合ではありません。 ここで言う「うちっぱなし(打ち放し)」は、鉄筋コンクリート造(RC造)建物の外壁の一種である「コンクリート打ち放し仕上げ」のことです。 この「打ち放し」の外壁は、タイルも何も張っていないのだから、工事が簡単なんだし、みんな採用すればいいのでは? と思ったことはないでしょうか。ところが、打ち放しはけっこうメンドウで、なかなかそうもいかないのです。 なぜ打ち放しはメンドウなの? そもそも打ち放しってどういうもの? 今回は、みなさんのそんなギモンに回答し

    「コンクリート打ち放し」は、美しいけど維持管理にめちゃくちゃ手間がかかる理由|楽待不動産投資新聞
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