米Googleがインターネットを活用した収益増大とユーザー獲得でMicrosoftより優位に立っていることはよく言われる通りだが、Googleが参入しておらず、MicrosoftがGoogleを制しているように見える分野が1つある。リッチメディアアプリケーションだ。 Microsoftは3月5日、リッチWebアプリケーション「Silverlight 2」のβ版をリリースした。ハイテクメディアやアナリストは、世界のブラウザの98%で使われているAdobeのFlashの代替になるものとして、Silverlightを位置付けたがっている。 AjaxとリッチWebアプリのこの時代に、もしMicrosoftがFlashの市場の一画にでも食い込むことができたら、Googleが支配を目指すインターネット経済において、Microsoftはかなりの収益を上げられる地位に立つ。 Googleは途方に暮れている