カラフルなシャツを着た鳩山首相(左)と、香港のメーカーが売り出したシャツの模造品(AP/ShirtsMyWay.com) 鳩山由紀夫社首相が4月に総理官邸で開いた会合でのファッションが国際的な話題を呼んでいる。首相のファッションセンスの良さではなく、その逆で、「あまりにもひどい」と悪評紛々なのだ。ところが、香港のシャツメーカーが悪評を逆手にとって、500ドル(約4万5000円)でレプリカを売り出すなど、変なところで注目を浴びている。 ことの発端は、今年4月4日、農家や食品製造、飲食業、料理研究家、学生など「食と農」の関係者9人を招いて総理官邸で行われた「リアル鳩カフェ」での首相のファッション。 首相がこの日、着用していた赤や青、黄色のチャック柄のシャツについて、米CNNが「低い支持率を回復する助けにならない」と指摘して、首相のファッション感覚を皮肉った。