水道水から微量の放射性物質=栃木、東京など1都5県−文科省 水道水から微量の放射性物質=栃木、東京など1都5県−文科省 文部科学省は19日、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、新潟の1都5県の水道水から、放射性物質を検出したと発表した。福島第1原発事故の影響とみられるが、同省は「国の基準値を下回る量で、健康に影響を与える恐れはない」としている。 独自に調査を実施している福島、断水などにより集計できなかった宮城、茨城、奈良を除く43都道府県を調査。栃木(採取地・宇都宮市)では水1キログラム当たりヨウ素131が77ベクレル、セシウム137が1.6ベクレル検出された。 一方、群馬(同前橋市)はそれぞれ2.5ベクレル、0.22ベクレルとごく微量。ほかの1都3県で検出されたのはヨウ素のみで、埼玉(同さいたま市)0.62ベクレル、千葉(市原市)0.79ベクレル、東京(新宿区)1.5ベクレル、新潟(新潟市