世界的に見て、見た目も精神も「日本人は幼い」とはよく言われることだが、果たして、ここまで幼稚であるとは誰が想像しただろうか。 ビデオリサーチが1月13日の「成人の日」に119万人の新成人が誕生するのを機に行った「大人」に関する調査で、「自分が大人であると感じるか?」を質問したところ、20代では76%が「自分のことを『大人』だと思わない」と回答したことがわかった。成人式を迎えても20代で自分を「大人」と思えないのは、日本社会では自然な風潮だろう。ところが、驚くべきは30代以上の“大人たち”による回答だ。 「自分のことを『大人』だと思わない」人の割合を世代別に見ていくと、30代で62.5%、40代で56.0%、50代でも40%と、世代が上がるごとに減少はするものの、非常に高い割合で推移していることがわかる。まだ自分を「大人」だと自覚できない大人が非常に多いというわけだ。さらに驚くのが60~74