この項目では、2006年に定められた公式の定義について説明しています。以前の定義については「惑星の定義」をご覧ください。 太陽系の天体の分類 国際天文学連合による惑星の定義(こくさいてんもんがくれんごうによるわくせいのていぎ、IAU definition of planet)は、2006年に国際天文学連合 (IAU) によって定められた。それによると、太陽系内において、惑星は以下を満たす天体である。 太陽の周りの軌道上にある。 静水圧平衡にあると推定するのに十分な質量を持つ(ほぼ球形である)。 その軌道近くから他の天体を排除している[1]。 衛星以外で、上記の3つの条件のうち上の2つを満たしている天体は、「準惑星」に分類される。IAUによると、「惑星と準惑星は、2つの区別された天体の分類」である。衛星以外で上記の3つの条件のうち上の1つだけを満たしている天体は、「太陽系小天体」に分類される