書評に関するtrolleyのブックマーク (11)

  • うまい作品がおもしろいとは限らない。 - Something Orange

    同人ゲーム『うみねこのなく頃に』をエピソード2までプレイした。おもしろい! いや、もう、おもしろいどころじゃないですよ。圧巻ですよ。感動ですよ。 エピソード1があまりにも退屈なので、それを終えるまでひと月以上かかっているのだが、エピソード2は数日で読み終えた。 あまりにも濃密な物語体験にグロッキーになってしまったので、エピソード3に手を出すのはもう少し先にしようかと思うが、とにかくこれはすごい。素晴らしい。傑作。名作。いや――そうでもないかな? 『うみねこ』という作品をまえにして思わされるのは、その評価のむずかしさである。一筋縄ではいかないその内容もあるのだが、それ以前に、ひとつの作品として粗が多すぎる。 まず、最前書いた通り、序盤が退屈。それはもう異常に退屈。事件のひとつも起こらない登場人物紹介が延々数時間にわたって続くのは、ある種、拷問である。 たしかに『ひぐらし』に比べればずっと良く

    うまい作品がおもしろいとは限らない。 - Something Orange
  • Something Orange -  「萌え」は劣化の証?――『なぜ日本人は劣化したか』

    なぜ日人は劣化したか (講談社現代新書) 作者: 香山リカ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/04/19メディア: 新書 クリック: 14回この商品を含むブログ (50件) を見る とはいえ、そう言われて、「では、売れるほうも優先させたいので、幼児への性犯罪には目をつぶりましょう」と答える人はいないだろう。多くの人は、「売れることと社会が安全なことが両立しない場面が来たら、とりあえずは安全を選ぶべきだ」と考えているのではないだろうか。もしそうだとするならば、「萌え」産業の担い手やそれを推進している政府は、どこかで「こんなものを作ってはいけない」と自制心を持つべきだろう。 なげかわしいを読んだ。 香山さんのを読むのはずいぶんひさしぶりですが、最近はこんなものを書いていたのか。いくら新書の品質低下が嘆かれるご時世とはいえ、さすがにこれはないんじゃないか。 全編ツッコミどころの嵐

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    trolley 2007/05/11
    ……
  • 『トーマの心臓』萩尾望都 こりゃキリスト教文学だよな - あんとに庵◆備忘録

    ネットな友人がこの漫画読んで書評を某所に書いていた。 トーマの心臓 (小学館文庫) 作者: 萩尾望都出版社/メーカー: 小学館発売日: 1995/08/01メディア: 文庫購入: 21人 クリック: 237回この商品を含むブログ (222件) を見る懐かしい・・・思わず書棚から探し出して私も読んでみた。 この漫画をはじめて読んだのは中学校のときだった。カトリック系の女子校という閉鎖空間の舞台設定がこの物語の世界観に共通していたのか、同級生の間で非常に人気があった。 ギムナジウム、つまり寄宿制の男子校を舞台にした少年たちの友愛の物語であるがゆえか、漫画史の中ではボーイズラブの発祥的存在として『風と木の歌』と共に扱われる作品だけど、実のところこれは寧ろキリスト教的な問題を抱えた作品で「アガペーとしての愛」がテーマである。だからボーイズラブ的なエロスの愛にとどまらない、つまりもっと根源的な、特定

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  • 涼宮ハルヒの憂鬱

  • 『涼宮ハルヒ』の迷走

    コンテンツ 表紙 はじめに オタコラム オタクオタク道Ⅱ オタク道Ⅲ オタク論 ヒーローの条件 仮面ライダー 眼鏡っ娘論 お姉さん論 その他の萌え属性 ゲーム アニメと特撮 漫画 ノベル その他の話題 私家版オタク事典 私家版属性事典 私家版オタク人名録 管理者について 外部付属設備 Otaphysicablog 掲示板 サイト内検索 (by Google) コンタクト 制作・管理:エフヤマダ kanikamaboko80「☆」yahoo.co.jp *上記の「☆」をアットマークに変えてください。 アニメが終わって少し状況が落ち着いたようなので、谷川流『涼宮ハルヒの憂』とその周辺のもろもろについて、私が面白いなあと思ったことを少し書き留めておきたい。 ところどころネタバレを含むので注意してください。 暇をみつけて「涼宮ハルヒ」シリーズを並べて読んでみたわけだが、私は少々辛口な感想をも

  • 『オタク女子研究 腐女子思想大系』(杉浦由美子)批判

    オタク女子研究 腐女子思想大系』批判 昨年来の女性誌(苦笑)「AERA」が連発していたぬる~いおたく関連特集でいくつもの原稿を書いてきた杉浦由美子の『オタク女子研究 腐女子思想大系』(原書房)が刊行されたわけだが、これが読むに耐えないヒドイで。『アニパロとヤオイ』(西村マリ/太田出版)も大概いい加減なだったが、エンガチョな度合いとしては、こちらの方がはるかに上だ。 来ならば取り上げるのも馬鹿馬鹿しい程度ので、批判することが逆に話題を呼ぶのでは? という意見もあるのは事実。しかし、いわゆる「オタクブーム」の中で、男性のおたくだけでなく、女性のおたくへの関心が増しつつあるのが、昨秋からの状況だ。男性おたくについて語ったについては既に多数発行されているので、おかしなが出ても自然淘汰されるだろうが、女性のおたくに関する関連書籍は非常に少ない中、こんなが大手を振られても腹立たしいし、

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    trolley 2007/01/17
    続きに期待
  • 東京猫の散歩と昼寝 小説の人間原理 ~ 佐藤友哉「1000の小説とバックベアード」

    高橋源一郎のインタビュー(文藝06年夏号 聞き手=柴田元幸)に関して、もう少し。 インタビューの最後のほうで、高橋源一郎は、「近代文学あるいは小説が終った後には何が来るのか」という問いを発端にして、小説というジャンル自体への無条件の信頼を改めて表明している。 《小説というものは、言語芸術におけるいちばん新しい存在、ニューフェースですよね。だから、言語を使った、何か新しい芸術形式が生まれ、それが新しいジャンルとして成立し、みんないいということになって、小説がお役御免になっても、それはそれでいいんじゃないかというふうに思うんです。しかし、そのようなジャンルXの存在を僕は想像できません。なぜなら「小説」というものの最大の特徴は「人間」が、そこに登場することで、そして「小説」以上に「人間」というものを説明できる手段を我々は持っていないからです》 《…小説は、等身大の人間が出てきて何かを行なうという

    東京猫の散歩と昼寝 小説の人間原理 ~ 佐藤友哉「1000の小説とバックベアード」
  • 1000の小説とバックベアード / 佐藤友哉 (新潮12月号掲載) - FULL MOON PRAYER

    新潮 2006年 12月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/11/07メディア: 雑誌 クリック: 1回この商品を含むブログ (32件) を見る久しぶりに思いっきりユヤタンを読んだという感じでした。信者は満足です。 内容に関する考察や批評はきっと文学の偉い人たちがやってくれるというか、私にはこれが純文学の中で一体どういう風に評価されるのだか皆目見当がつかないし、褒められていたら怪訝な顔をして叩かれていたらムッとすると思うのですが、とりあえず佐藤友哉が好きな人はそれなりに楽しめるんじゃないかなと思います。 弱者の話と小説を書くことに関する話がこの人のよく書くテーマだとすれば、これは後者の方。小説を書くことについて、小説が読まれることについて、小説歴史について、なんだか色々と書いてありますが正直1回読んだだけじゃよく分からない感じ。イメージとしては、言葉が連なってぶわ

    1000の小説とバックベアード / 佐藤友哉 (新潮12月号掲載) - FULL MOON PRAYER
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    trolley 2006/12/06
    佐藤友哉「1000の小説とバックベアード」やっぱりユヤタンが好きだよ派
  • 2006-11-10

    12RIVEN -the Ψcliminal of integral- 世界は"infinity"から"integral"へ より"完全"を求め"積分"される http://www.kid-game.co.jp/12r/ 最初「12Revin」に見えて、どんなゲームだよ!って思った。 佐藤友哉の「1000の小説とバックベアード」(新潮12月号)を読み終えたのだった。クソだった。駄作にもほどがある。当に苦痛だった。最近思うのは、佐藤友哉と谷有希子は周囲の人間によって才人に仕立て上げられているのではないのかということだ。まあ、それはどうでもいいとして、つまらない小説だった。「誰かぼくを見てよ!」的なアピールばかりで、強度のある批評性、思想性がなく、薄っぺらい小説だった。あんたが苦しんでいるのはわかるが、そんなの読んで喜ぶのは一部のファンだけだろ、あ?って思った。 ラノベ、もしくはメフィスト

    2006-11-10
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    trolley 2006/12/06
    佐藤友哉「1000の小説とバックベアード」はクソだよ派
  • エロゲを捨て街に出よう。 - I Would Give You Anything イェイッ!

    trolley
    trolley 2006/12/06
    佐藤友哉「1000の小説とバックベアード」本気でやってるならユヤはヤバイよ派
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