ロシア・ウラル地方のチェリャビンスクで撮影された、隕石落下の痕跡とみられる雲(2013年2月15日撮影、参考写真)。(c)AFP/74.RU/OLEG KARGOPOLOV 【7月23日 AFP】アルゼンチン南部の街で20日、大きな爆発が複数回発生して住宅やビルを揺るがし、住民たちを恐怖に陥れたが、後に、上空で隕石が分解したことが原因と判明した。 人口8万5000人の街ヘネラル・ロカ(General Roca)には普段通りの午後が訪れていたが、突然、大きな爆発音が複数回鳴り響き、建物が揺れ、窓がガタガタと音を立てた。警察官や消防士、救急隊員が現場に駆け付けたが、爆発や地震、災害などの痕跡はなかったという。 その後、隕石が上空約1万メートル、時速2400キロのスピードで対流圏に突入したことが原因だったことを科学者らが突き止めた。ある科学者は、隕石は3つの破片に分解する前の段階で直径12メート