米国のアニメのストリーミングサービスのクランチロールが2月9日、有料会員数が100万人を突破したと発表した。 広告が表示される無料サービスには2000万人が登録しているが、広告なしで日本のアニメを楽しむために100万人が月額6ドル95セント(約790円)を支払っているということになる。つまりクランチロールのユーザーの5%が有料会員だということだ。 クランチロールの共同創業者Kun Gaoは2013年のインタビューで、ユーザー総数に占める有料会員の割合は10%弱だと話していた。広報担当者は、わずか12カ月で有料会員数が36%増えたという急成長に触れ、ユーザー数が大幅に増えている状況を説明した。 有料会員が100万人いるということは、毎月700万ドル(約8億円)近い収入があるということだが、クランチロールは依然としてニッチな企業だ。例えばネットフリックスの有料会員数は8600万人であり、ストリ