ロシアへの資格停止解除=IOCから通知文書 【モスクワ時事】ロシア・オリンピック委員会(ROC)のジューコフ会長は28日、組織的なドーピング問題で国際オリンピック委員会(IOC)から科されていた資格停止処分が解除されたと発表した。 ジューコフ氏は同日、IOCから処分解除を通知する文書を受け取ったとし、「われわれにとって、本日のIOCの決定は最も重要なものだ」と語った。さらに、「この約3カ月はロシアのスポーツと五輪の歴史の中で最も困難な時期だった。厳しい条件の中、競技を行ったわれわれの選手にまず感謝したい」と語った。 ROCは昨年12月に処分を受け、平昌五輪には国としての参加を認められず、ロシア選手は「ロシアからの五輪選手(OAR)」としての個人資格で出場した。 大会中にはカーリングとボブスレーの2選手がドーピング違反で暫定的な処分を受けたため、閉会式でも国旗の使用などが認められなかった。だ